うさぎさんを室内飼育ではなくて
ベランダで飼育する方がいたと
先日の記事に書きました。
↓
私はうさぎさんは室内飼育を推奨しています。
もちろん、ベランダ飼育で罪になる
ということではないですよ。
学校などで飼育されるうさぎさんは
外で大きな小屋で多頭飼いしてますよね。
あのイメージが強いと
うさぎは外で飼育するもの
庭がないなら、ベランダで、と思うのも
うなづけはします。
でも、下記の理由から
推奨はできないんです。
ベランダ飼育がうさぎに適さない理由
- 雨風が入る可能性
- 気温の調節ができない
- 他の動物・鳥類・虫などによる被害
- 健康状態の確認がしにくい
- コミュニケーションが取りにくい
うさぎさんは、ストレスに弱く
ちょっとしたことで、食べなくなり
それが命取りにもなる動物です。
雨が強く降って、濡れると
ケージ内も汚れたり湿度が心配ですし
音が大きければ、それもストレスになります。
風が強ければ、毛も飛びますし
チリやほこりなど混入してきます。
また気温の調節は外の場合むずかしく
昨今の夏場の高温時には
ベランダの温度は相当あがります。
室外機等の空気が当たる場所も
よくないですしね。
カラスや野良猫などの外敵が
襲ってくる心配もあります。
↑
ケージで守られていても
ストレスは受けますしね。
室内であれば健康チェックもしやすく
ちょっとした体調不良にも気づけますが
室外だとどうしても、頻繁に見られません。
そしてコミュニケーションをとる
時間も減ってしまいます。
だから、できれば室内で飼育してください。
とはいえ、アレルギーの家族がいる場合
飼育を開始したものの室内では
家族の健康被害が出てしまう、といったこともありますよね。
こういう場合は、ベランダで最善の環境を
整えて飼育することも不可能ではありません。
ベランダ飼育をする場合の注意店
- 直射日光が当たらない
- 冬場はすきま風が入らない
- 排水溝やパイプそばを避ける
- エアコンの室外機の風が来ない
- 二重ケージにする(大きな小屋の中にうさぎのケージ)
- 屋根を必ずつけて、雨が入らないようにする
- 1つのケージで多頭飼いしない(これは室内でも同様)
- 定期的に掃除をする
- コミュニケーションを積極的に取る
- 健康チェックを1日2回は行う
などでしょうか。
正直、ここまでやるならば
室内で飼育した方がラクですよね。
室内では狭くてかわいそうだから
広いベランダで放し飼いにしたら
うさぎさんは幸せだろう・・・
と思う方もおられるかもしれないけど
うさぎはすきまから脱走したり
柵も70センチくらいなら平気で
飛び越えます。
脱走時にケガをしたり
行方不明になったりしたら
後悔してもしきれません。
確かにケージだと狭いかもしれないけど
部屋んぽやうさんぽで
安全に運動できる時間を作れば十分です。
私がこんなに室内飼育にこだわるのには
理由があるんです。
実は2代目のうさぎさんを飼育していたとき
私の体調不良のために里子に出したことがあります。
室内で飼っていたのですが
新しいおうちでは庭で飼育されました。
その後、がんになって亡くなったんです。
もちろん、飼育環境と発病との
因果関係は明らかではないです。
でも、飼養者が変わったこと
飼育環境が激変したこと
外の世界で暮らすこと
これらは確実にストレスになったはず。
うさぎは捕食される動物であり
その結果、ストレスには非常に弱いんです。
だからこそ、できる限り
ストレスの少ない室内飼育で
のんびり過ごさせてあげてほしいと願います。
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