外科の診察室に移動し名前が呼ばれ入る
そして
冴えない医師の開口一番
『エコーを見たかぎり癌だと思います』
いきなりさらりと言われる
『えっ…』と言葉を発し固まる自分…。
冴え医師『これは誰が見ても癌だと言うでしょう』
そして『どうしますか?ここで治療しますか?それとも癌専門の所に行きますか?』
いきなり癌と言われどうするか聞かれたって、訳が分からない
自分『ちょっと…今、いきなりでどうしたらいいかよく分かりません…乳腺炎だと思ってたから…』
と言いながら涙がボロボロ溢れてしまった
そして冴えないい医師
『でも、まだガン確定!とは言えないんですよ。針で刺して中の細胞を調べてから癌と確定されるから…でもまぁ誰がどう見てもこれは癌だって言うと思うし、間違いなく癌だと思うけどね』
頭をいきなり殴られた様な衝撃の中、冷静に聞くことは聞かなきゃと思った
『じゃあこれが癌だとしたらよく言うステージとかって先生から見てどれ位だと思いますか?』
冴えない『3はいってるね。その中でabcってあるからそれは調べないと分からない事だから…。他の臓器に転移してたら4です』
そして自分が真っ先に思った事
『5年生存率とか聞きますが、私の場合どれ位だと?』
冴えない『えーっと確か…25%だったかなぁ…?でも乳がんって今は5年ってより10年で見るようになってるからね』
自分『25%って… 』
この言葉に更なる衝撃を受けもう涙が止まらない(;o;)
子供がまだ小さいのに…
そんなに生きれないなんて…
どうしよう…
どうしよう…
すると冴えない医師から『まぁ今日は突然の事で整理出来ないと思うから、帰って色々考えて明日また来て下さい。針で刺して調べるのは明日うちでやる?それともまた考えて明日話ししてから別の所でする?』
自分はとりあえず一刻も早く事を進めていかなきゃいけないんじゃないかと思い、明日すぐ針で刺して調べて貰いたいと言った
そして涙をこらえながら会計を済ませ、気持ちを落ち着ける為に外の公園のベンチに座りしばらく座る。
また涙がボロボロ出て来てしまう。
この日この時は本当に辛かった
(注意) 自分と同じステージ3cの方がこれを見て不安にならない様に!この冴えない医師のいいかげんな『確か生存率25%』は鵜呑みにしないで下さいね(。>д<)
これはのちに癌専門の病院で間違ってる!と言われます!