道の駅・南郷(なんごう)








旬の春カツオ丼






次に向かうは、都井岬




バイクを止めて、丘を登ります




カメラぶら下げて、クローズ・アップ撮影!

と自分勝手なリクエストに対し

あっちいけ~!とばかりに

後ろ脚をびゅんびゅん振り上げれられてしまいました・・・。



蹴られかけた自分が、あまりにも情けなく

落ち込みました。


早々にここは退散の巻・・・。

下船までの時間はゆったり朝食。



3年ぶりの宮崎上陸。

ついついうれしくなり、

このポーズです。

晴れの日を選んでいるからでしょうが、

上陸の朝が好天だと、わくわくします。



そして、お決まりの儀式がこれです。



日向夏を託送します。




今回は「ざぼん」も。




ザボンの皮を砂糖で煮詰めたもの。


和茶・コーヒーに合います。




おまけをいただきました。

テント泊でのコーヒータイムのお供に連れていきます。



こうして、家族に、当地おみやげを送り続けるのです。

一日ミカン箱一箱分。こうして、僕の放浪旅の

「免罪符」となるのです。


さあ、目指すは・南郷(なんごう)です。



おひるはここの「春カツオ」なのです!


つづく。

お決まりのように、後にする埠頭を見送ります。

太平洋航路では、瀬戸内の航路とは違い、紀伊水道以降ではの夜景はありませんが、

多少の夜景と海以外に、見えないことを楽しめます。

夜風は立ち位置により、防ぐことも可能です。

ひと通り、「出発したよ!」メールを打ち、「・・・いいなあ~」の返事をもらって

「自己満足」な自分を確認してからは、立ったり座ったりで、外の空気、一人の時間にひたっています。

フェリーの楽しさはそんなところにあると思っています。

3年ぶりのフェリー行きですが、無事にこうして、再び、旅ができることに

感謝を覚えるのです。



雑魚寝の2等船室も、左右両隣がひとつ空き程度

でしたから、OKとしましょう。

隣りの年上のドライバーの男性とも適度の世間話を交換して

おりました。

翌日の日程を考え、外へ出ては修正を加えては戻る

の繰り返しで、結構楽しめます。

そのうち、眠気がやってきて、朝をむかえるのが

儀式です。




甲板で年配の女性が、お日様に合掌されていました。

昨年、末期癌の父親の看病と死に立ち合い、以後こうして間違いなく

昇るお日様に、感謝の意を捧げ、そっと合掌して

つぶやきます。

「今日も、生きることを許されたのだ」。