2019年の秋
当時、小学5年生だった息子
が
発達障害と診断されました。
続き…と言うか
少しだけオマケです。
支援会議の後
先生方と雑談しながら
玄関まで見送って頂いたのですが
その時
美術担当の支援学級の先生から
昨年の宿題についての話がありました。
この課題を仕上げた話です。
愛媛県出身石村嘉成さんを
題材にして課題を完成させたのです。
で、この作品
現在、中学校の廊下に貼り出されて
いるそうなんです
お母さん、〇〇くん(息子)の作品
凄く丁寧で綺麗に出来てますよね。
今、廊下に貼り出させて頂いてます。
と、言われ…思わず
あれは…親の宿題ですよねぇ
と、言ってしまいました
ついでに
もしかしたら、1年早かったかもですね
と、伝えると
そうなんですよねー
昨年も、いいところまで行ってたみたいですが
今年、提出したら
賞が頂けたかもなんですよー
この課題の後くらいに？
石村さんを題材とした
映画製作が発表されまして
今年も愛媛県美術館で
大きな個展が開催されてました。
この話を帰宅後
息子に聞いてみたのです。
その聞いてみた理由は…
息子が昨年、この石村嘉成さんを
題材にしたのは、、、
自分と同じ発達障害があると言う事。
それを公表している事に
息子自身も興味を頂いたキッカケです。
事実、この課題のまとめの中で
息子は、初めて自分の事を語ったのです。
去年、ブログ公開時にモザイクだった部分です
ちょっと拡大したので読みにくいとは
思いますが…
まとめの中で
僕が石村嘉成さんを調べようと
思ったきっかけは、僕自身も
石村さんと同じ発達障害を
診断されていると言う事でした。
僕は、石村さんのような
絵や芸術のような才能は
全くありません。
石村さんのお父さんから
言われたのは
石村さんは19歳から
初めたそうなので
僕も可能性があると
言われましたが今の
僕では、無理そうです。
と、書いていました。
そう、息子
…
この課題が貼り出された事で
全校生徒に向かってカミングアウト
しているのです
以前は、自分からは言わないけど
聞かれたら、答えると思う。と
言っていた息子なのです
息子なりのプライドがあり
自分から、積極的に病名は言いません（笑）
あれ、貼り出されたら
みんなに発達障害と解るけど？
と、聞いてみると
そうなのよねぇ…
でも、結局同じなのよ
俺は俺だし、それを知ってるから
あいつら(友人)も何も言わないし
別に何も変わらないのよ
と、言ってました。
あぁ、こういう言葉を
言えるようになる日が来たんだ。と
ちょっと嬉しくなりました。
こんな経緯から…
息子の意思も確認して現在の中学校へ
入学させて頂いたのです。
過去も現在も色々と
想像の斜め上を行くトラブルを
持って帰ってくる息子ですが…
有難い事に、周囲の方に恵まれて
息子は、息子なりに成長しております。
現在の中学校へ進学したのは
あながち間違いでは無かったかな。と
ちょっとだけ、報われた気持ちに
なりました
息子の発達障害関連の記事は
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