6.20/6.35/6.60がfix3、6.39がfix4のリリースとなっています。
主な更新内容は、
・メモリロック解除に関する問題の修正
・NPDRM(著作権管理に関係する技術)を利用したEBOOTファイルの起動のサポート強化
(Prometheus Onlineで有用的)
・PRO CFWサーバーにオンラインマニュアルを再リンク
早速導入してみます。
<今回使用したもの>
・FW 6.60のPSP-3000 (03g)
・「PRO-C」
「PRO-C」の中にある「PROUPDATE」フォルダを、
ms0:/PSP/GAMEフォルダに設置します。
<ファイル構成>
ms0:/PSP
└GAME
└「PROUPDATE」
XMBから「PRO-C Updater」を起動します。
×ボタンでインストールが開始されます。
インストールが終了したら×ボタンを押して、XMB画面に戻ります。
本体情報を確認してみると、「PRO-C」になっていました。
○ リカバリメニュー
リカバリメニューでは○が決定、×がキャンセルとなっています。
<Configuration>
<Advanced>
<CPU Speed>
<Plugins>
<Registry hacks>
○ 設定の変更の有効化
vsh menuやリカバリメニューの設定を変更したら、「RESET VSH」で有効にさせましょう。
プラグインの配置場所は従来のHEN
と同様、ms0:/sepluginsフォルダになります。
○ リカバリメニューのフォントの変更
リカバリメニューのフォントの変更をすることができます。
同梱されている「fonts」フォルダをms0:/sepluginsフォルダに設置します。
リカバリメニューを開き、「Recovory Font」を選択します。
フォントの種類を選ぶと、フォントが変更されます。
○ Fast Recovery
LCFWの「PRO-C」は電源を切ると元のFWに戻ってしまいます。
一度インストールをすれば後は「Fast Recovery」で復帰することができます。
・公式FWで、「PRO-C」を導入済みのPSP
・「PRO-C FastRecovery」
ms0:/PSP/GAMEフォルダに「FastRecovery」フォルダを設置します。
<ファイル構成>
ms0:/PSP
└GAME
└「FastRecovery」
XMBから「660 PRO-C Fast Recovery」を実行します。
○ CIPL FlasherでCFW化
「PRO-C」で電源を切っても解除されないようにIPLを書き換え、
CFW化することができます。
ただし、対策基盤のPSP-2000/3000では非対応で、
IPLを書き換えるとPSPが破損し、二度と復旧できなくなります。
これは、未対策のPSP-1000/2000専用ツールです。
使用したもの。
・「PRO-C」を導入したPSP-1000
・「CIPL Flasher」
「CIPL_Flasher」フォルダを、ms0:/PSP/GAMEフォルダに設置します。
<ファイル構成>
ms0:/PSP
└GAME
└「CIPL Flasher」
XMBから「CIPL Flasher For PRO-C」を起動します。
するとmenu画面が現れますので、×ボタンを押すとインストールします。
自動的にXMBに戻ります。
これでIPLが書き換えられ、電源を切っても大丈夫になりました。