PRO-B7における「Memory Stick Speedup」の効果について。 | ある朝、目覚めたらPSPユーザになっていた。
PRO-B7ではリカバリメニューにMemory Stick Speedupのオプションがあります。


で、ISO/CSO/自作アプリの起動時間を確かめてみようと思いました。

その前に、念のためMemory Stick SpeedupのON/OFそれぞれの状態で

BLACK SPEED v2でベンチを測ってみました。




結果はON/OFF共に変わりませんでした。

(ちなみに数値についてはあまり参考になりません。メモステ使用率などで変化します)




ここからが実験。


○ 実験環境


(CPU速度は全てdefaultに設定)


  PSP-3000 03g 6.39 PRO-B7


  SanDisk UltraⅡ 16GB


起動ソフト


   


☆ CSOの圧縮レベルは最高の9。


○ 計測場所


  いずれもXMBから起動した瞬間から開始。


ISO(無双OROCHI)


  ロード後、最初の「KOEI」のロゴマーク画面に切り替わる瞬間まで


CSO(街)


  ロード後、最初の「CHUN SOFT」のロゴマーク画面に切り替わる瞬間まで


自作アプリ(Snes9x)


  最初のタイトル画面に切り替わる瞬間まで


上記の動作を「ON/OFF」共に2回ずつ計測。


○ 結果


(単位:秒)




ISO・自作アプリでは変化が見られなかったものの、CSOにてかなり改善されていました。

『街』では起動までに1秒以上は短縮されています。

また、最初のロゴの動画で、OFFですとかくついて再生されるのですが、

ONですとかくつくことなくスムースに再生されました。


さらに、同じくCSO形式ファイルで『みんなの地図2』を試したところ、

XMBからの起動~セーブデータ読み込み完了までの時間では、


   ON → 16.60

   OFF → 23.53秒


と、かなりの短縮となっています。

こちらもON/OFFそれぞれ2回ずつ動作して計測しています。

CSO起動で効果を発揮するのかもしれません。



実際どの程度の向上かについては、個人的には以前3.71 M33時代にあったような、

気持ち程度のものと思っていたので、十分満足ですね。

(過度に期待されていた方も結構多くいらっしゃったみたいですが (^^;)



☆ おまけ


関係ないですが、PSP-1000のLCFW PRO-B7で同じメモリースティックで同じ実験をしたところ、

ON/OFF関係なく1000の方が速かったですw

(カスタムテーマ設定も同じ)



そういえばXMBでゲームアイコンなどの表示も1000の方が速かったなあ‥

なんて思いました。

まぁウチのPSPでの話ですので参考までに。