麺屋HERO 駒込 | グル狂日記

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長くてクドいです。
ここから先は覚悟してお進みくださいませ。
かしこ。

2023.11.12()

  麺屋HERO 駒込

  de狂った話です。

 

 

 急に寒くなって身体がついていかない

アラポン®︎

 ことアラカンのポンコツ、ジャン®︎です。

 

 寒くなって来たといえば普通の真人間ならヒートテックを用意しようとか、晩飯は鍋かおでんが食べたいなぁとかなるんですが…

 

 アタマの中がグルとアブラ塗れになっているアテクシはなんといっても味噌ラーメンです。それもガッツリ脂とニンニクの効いたヤツ。

 

 ホントは札幌の銘店とかで食べてみたいのですが、貧乏人にはおいそれと行けない星空のディスタンス。

 

 ならば近場でなんとか欲望を満たしたいと考えますと候補に上がるのはパワー系味噌ラーメンの銘店okb二郎とか、冬季限定のミソが始まったであろう東伏見のskiさんの所とかが想起されたんッスけど生憎本日は日曜定休日。

 

 したらば弁慶のミソにでも行こうか…ってちょっとX(旧Twitter)のTLを確認していたら暫くご無沙汰しちゃってる駒込方面のポスト(旧ツイート)が流れてきましてん。

 

 ちなみに自分、エックスやらポストっていうワードに未だ順応しきれていないアラポン®︎でございやす。

 

 

 そういえば暫く前にミソラーやるって流れてたなぁと。前に限定でやった味噌ラーメンは食べ損ねているのでしたらば行くしか無いと。

 

 

 まあ、帰りに本日日曜営業中の蓮根にある最強ベーカリー&TAKANO PAINに寄りたいっていう目論見もあったので、必然的に城東方面へベクトルを向けていたんんですけどね(テヘ❤️®︎)

 

 さて、無風曇天の最高の洗車日和を逃す訳にはいかず、早朝よりガッツリ愛車を洗い上げてお店に向かいました。

 

 

 と、帰りに寄る予定だった蓮根のパン屋さん付近に差し掛かったのが11時少し前。

 

 

 今日は逃したくない新製品があったので、じゃあ先にお店に行ってしまおうとR17を急遽右折して蓮根駅の前を通過からの&TAKANO PAINへ。

 

 

 並んでいるかと思いましたが幸い先客ゼロ。

 

 

 したらばちゃっかりとPPを奪取してしまおうと。

 

 

 直ぐにおペンとなりまして、マダムにキャッキャと熱烈歓迎されますた。チュー

 

 

 お目当ての「ゆずとホワイトチョコとカシューナッツ」「カシスフロマージュ&グリオットショコラ(大本命)」その他を無事に奪取して再びR17に舞い戻ります。

 

 

 お店の前を一旦通過し、先の交差点を右折。お店に至近のコインパを覗いてみましたが生憎売切れ。なのでいつもの屋根付コインパへ。

 

 

 洗車したばかりなんですが今にも降り出しそうな曇天。少しでも抗うべく屋根付のコインパを選択したのはある意味必然でした。お隣にピカピカの911が停まっているので慎重にソーシャルディスタンスを確保して駐車します。

 

 

 お店に到着したのが開店から約90分が経過した11時半過ぎ。

 

 

 お店を覗くと半分くらい空席がありましたので、すぐさま入店し右上に指名手配写真の添付してある券売機にて食券を購入。

 

※撮影の許可を店主さんより頂いております。(以下店内写真同様)

 

 開店当初からトラブル続きの様な券売機はついぞ硬貨を受け付けなくなってしまった模様。因みに紙幣の受け付けもかなり塩梅が悪く、根気よく投入するしかないようです。

 

 

 このような状況から有料トッピングの類は現金でも対応できるようです。

 

 

 お久しぶりの店主さんにご挨拶をして、初めて見る年配の男性助手さんに5番シートにどうぞとご案内されました。店主さんだいぶシュッとされましたねぇ。ナシナシブラックの販売がありましたのでその効果でしょうか?


 オペレーションを見ていましたら、厨房の奥から今どき珍しいホーロー製の水色の『瓶(かめ)』を児島店主さんが持ってきました。


 カメの中には自家製であろう味噌ペーストが仕込んであるようで、少し小さめのステンレス製の容器に移されてました。


 味噌の色合いは割と濃いめな感じ。白より赤味噌に近いカラーリングだったと記憶しています。店主さんはその味噌ペーストを丼に適量(ココが肝なんですけど口笛)投入。



 投入後は店主さんが濃厚なスープで割り、助手さんがこんな感じの道具を使って攪拌されているような工程を音と上半身の動きからカウンター越しに想像してました。笑

 

 

 先にネギと焦がしネギが配膳され、程なく店主さんより「半分味噌の方ニンニク入れますか?」とお尋ねがあり「ニンニク少しとアブラで!」とお願いして出来上がった一杯がコチラ。

 

濃厚味噌ラーメン半分

(ミソロー)     980円

ネギ 120円

焦がしネギ 60円

 

 

 野菜の上には味付けのアブラが乗りテッペンにサービスのウズラが乗るのがHEROスタイル。

 

 

 麺半ヤサイ標準でやっと他店の大盛りラーメンに近い盛りにダウンサイジング。小で野菜コールなんかした日にゃあどんなシロモノが出てくるんでしょうかね?恐ろしいです。

 

 

 味付け脂は出身店である練馬区某所のアブラにそっくりですね。程よい味付き加減が絶妙です。

 

 

 ニンニクは少しで本当に少しになりました。確かデフォが凄い量だった記憶があるんですけど、味噌にはもう少し欲しいので次回チャンスがあればニンニクはデフォルトでお願いするつもりです。

 

 

 生姜はデフォでこれくらい。後述しますが結果的に次回は生姜も有料で追加しようと思っています。

 

 

 それでは「濃厚味噌ラーメン(ミソロー)」のスープとファーストコンタクト…

 

 あぁ。。。身体に染みる感じ。これは寒い日には身体に染み渡るルーシーですよ。えぇ、えぇ。濃厚ですけど決して味噌が濃すぎるわけではなく、非常にバランスが取れた味噌スープ。


 すなわち

丁度いい。

 このひと言に尽きます。

 

 ベースの乳化スープが旨味を凝縮したようなスープなので、この旨さはその骨太のスープに準拠するのは言わずもがな。

 

 特に辛味や酸味その他のフレーバーは感じず、シンプルに味噌の味と豚汁による構成。味噌は比較的甘口かもしれません。

 

 

 毎度毎度のピンボケですみませんが、シャキ気味の野菜を味付き脂で頂く儀式から入らせていただきとう存じます。

 

 

 受ける麺はこれまたHERO独特の仕上がり。若干加水率高めなんでしょうか?所謂二郎の麺とは少し違う舌触り。硬さは比較的カタメに感じましたが、ユル麺好きのアラポンの感想故、あまりあてにしないでくださいませ。

 

 

 その少しだけパツっとした麺にオリジナル味噌スープを絡めて啜ってまいります。これは旨いなぁ。思わずニヤけてしまいそう。

 

 

 で、で、でですよぉ~、ニンニクを絡めて頂くと震える旨さ。やっぱ味噌ラーメンにはニンニクですよねぇ。

 

 逆にデフォでサービスされた刻み生姜ですけど、スープが濃厚すぎて何処へ行ったか最後まで分からず仕舞い。次回は有料分もトッピングして食べたいなぁ。

 

 

 豚はバラですかね?まるでAIZ二郎で見かけるような棒状の豚。

 

 

 バラ特有の赤身にはしっかりとした歯応えを感じ、脂身部分を頂くと身体がふにゃーってなるようなお味。好きな方には間違いなく刺さるベクトルですが、アラポンジジイにはいささかヘヴィーにも感じます。

 

 

 十分にデフォの濃厚味噌を堪能しましたので、ココからは味変を施して参りますよぉ~。先ずはネギを入れて白胡椒をしっかりと振り掛けます。

 

 

 その水で晒したギーネーと味噌味に染まった麺を一緒に啜りあげると、ネギの爽やかさと濃厚な味噌のコクが抜群にマッチしてワンランク上の美味しさへ変貌を遂げました。これは是非とも入れて頂きたいトッピングです。はい。

 

 

 サービスの味付きうずらで少しお口をリセット。

 

 

 このハンペン脂。絶対身体に悪いですよねぇ。勿論食べちゃいましたけど。

 

 

 で最後は自家製の焦がしネギを投入。

 

 

 おっとぉ~、これは自分的にはちょっと失敗しましたかねぇ。かなり焦がしネギは主張が強いんですけど、コチラの看板メニューの油そばには抜群に合うんですが、元々味噌ラーのルーシーはコクが強烈にあるんで少しバッティングしちゃいますねぇ。

 

 これならネギをダブルで頼んで、最初はそのまま、残りはHERO名物ネギのタレでラーショ風にアレンジして乗せた方がネギリアンとしても満足度が高そうです。次回はそうします!

 

 

 最後は結構な濃さに詰め寄られながらも、名残惜しくスープをレンゲで掬って飲んでしまいました。

 

 

 勿論完飲なんかしたら後でとんでもない事になるのは火を見るより明らかなので止めておきましたよ。オトナなんで。えぇ、えぇ。

 

 

 ごちそうさまでした!

 

 店主さんに謝意を伝えお店を出ると5人ほどの行列が形成されておりました。タイミングが良かったようです。

 

 麺屋HEROの濃厚味噌ラーメン『ミソロー』これから寒い季節に向かって確実にその旨さも増していくメニューなんじゃないでしょうか?

 

 

 とりあえず地元まで戻ってさっぱりとアブラを流して帰宅することに。

 

 

 特筆するほどのお湯や施設ではありませんけど、あまり混んでいないのがいいですねぇ。

 

 

 カナダドライでのどを潤して帰宅しましたが、このブログを書いている17時現在、モチのロンde猛烈な喉の渇きに襲われていることを申し添えます。

 

 R55JCW 拝