2023.2.21(火)
ラーメン二郎 西台駅前店
de狂った話です。
シャンシャンが帰ってしまいました…。
あの愛くるしい行動美学にすっかり骨抜きにされていた悲しき中年ですけど、悲しさを紛らわすためにアソコへ行くことに。
そうです。あそこです。
なんだか仕事もうまくいかないことが多くて少し気持ちがささくれ立っていたというのもあるんですけど、優しい博汁に癒されたいなと。
今日はかなり寒いですね。週末はパーカー1枚で外を出歩けたんですが、今宵はピンと張りつめる冷気に混じってあのJIROスメルが漂っている西台二郎に震えながらやって来たというわけです。
19時を少し過ぎたころで、外の並びは10名程度。スルスルと列が進んでお店の前にやってきました。
最近では週末土曜日や祝日はホンイキで並ばないと食べられませんけど、平日の夜の部は寒さもあってか比較的短い並びで頂ける機会も多そうです。店内に掲示してあるQRコードからライブカメラにアクセスできますので並びの参考にしてみてください。
各種注意書きはお店の為にも厳守したいところ。
参考までにメニュー表と麺量について、そして店内の並び方等について説明してあるポップを。並びながら確認できますのでスムーズなオペレーション確保のためにもお店の案内に倣って動きます。
因みに今週木曜日の祝日は「通常営業」だそうです。自分は行けそうもないです。
入り口前先頭で待っているとDJヒロシから「先頭の方、顔出して大きさ教えてください!」とアナウンスがありましたので、扉を開けて「ミニで!」と事前申告。
本日の寒さからはデフォのラーメン一択です。勿論「食べられない肥満体」代表の自分、買うは「ラーメン ミニ」の食券。そしてお約束の白ネギと青ネギをプッシュ。
中で待っていると、早速博店主から先日壊れた車へのツッコミが。
本日もS助手との鉄板コンビで極めてシステマティックにオペレーションは進んでいきます。
先に博さんから白ネギと青ネギが届けられ「ずいぶん忙しそうですね?今月初めでですよね?」と容赦ないツッコミが…「大変申し訳ありません、もっと来るようにします…」と答えるとニヤニヤしながら麺上げに戻って行かれました。
少し前に悲しい出来事があって、コチラへ中々足が向かなかったこともありますけど、こうして真紅のカウンターにネギや何やらを乗せて待っていると、友人との思い出が鮮明に甦ってきてセンチメンタルな気分に。
切り替えて、こうしてここで彼の分まで頂こうと。
そんなタイミングで博さんから出席コールに「ヤサイ、ニンニク少し、アブラ少しで!」とレスポンス。
ミニラーメン 700円
青ネギ 110円
白ネギ 110円
920円也。
えっ?
カウンターから丼を降ろそうと、両手の指の腹で適度な圧力を加えながら持つ作業(通算3000回以上行っています)をした瞬間、腕にかかる「G」が明らかにミニのそれではありません。。。
ほれ!サイドビューもご覧のとおり。
やっとるのぉ~?
by東ブクロ
はい、明らかな重量オーバーです。流石に此方の二郎を数百杯頂いている身ですから、持った瞬間にいつもと明らかに違うウエイトを感じるのはたやすいことです。
心して挑んでいきましょう。えぇ、えぇ。
少しでお願いしたニンニクはこれくらいです。刻みが非常に細かく破壊力・持続力ともにモンスター級です。食べたら人と会ってはいけません。はい。
細かい背脂も浮いたルーシーは、FZの色も割と強めに感じますが、幾分アブラが回ったチューニング。正に「美乳化」という表現がピタリとハマる感じ。
先に普段はお願いしないアブラを野菜とともに頂きます。コチラではアブラに特に味は付いていませんけど、旨味が爆発している寸胴から掬われた脂にはモチのロンでその強烈な旨味が「憑依」しているわけですから強烈な旨味とともに野菜をいただく感じになる訳ですね。つまり
3150
DEATH
ッテ言う感じッスね。
その旨味の海からレスキューした麺。ヒロシメン。イケメン。
いきなりラップでごめ~ん マジごめん ちぢれ麺。
ジョイマン高木さん(早大)みたいにボキャブラリーがない自分(Fラン)にはこれ以上は無理です。ごめんなさい。
ニンニクと食べると旨さがレベチになるのは当然の帰結というものなり。
少しドバっと白胡椒が出てしまいましたが、これくらいパンチが効いても全然負けないのが博汁 ブラジル。←しつこいですね。すみません。
豚も「ミニ」のそれではありませんね。これは完全に「半分」と間違えていますね。えぇ、えぇ。まあ、この時は残したらアカンと必死過ぎてその場では気づかなかったんですけど、今こうして画像を見ながらレポを書いてるとどうみてもミニではなく最低でも半分以上だと思います。
その豚ですけど、自分の様な貧ボキャが語り尽くせるものではありません。みなさまもぜひご自分の目で、そして味覚で存分にご堪能してくださいませ。
途中で青ネギと白ネギを入れるとまたガラッと雰囲気が変わります。味的にもビジュアル的にもデフォとはまた違う側面が体験できます。
!!!
なんかまた豚が出てきた…。
そして最後はNSD45の看板香辛料「花椒」の登場。
爽やかで上品な「シビレ」が加わり、先ほどまでとは全く別の食べ物に昇華しています。
想定外の麺量にアップアップになりながらも、ロット真ん中より前にゴール。
ネギを買うと付いてくる「穴あきレンゲ」で固形物をなるべく掬ってフィニッシュ。
ごちそうさまでした!
博店主に謝意を伝えてお店を後にしました。
先ほどまであれだけ寒く感じた外気が、芯から温まった身体、特に額の辺りに気持ちよく絡みついてクールダウン。明日の活力につながる一杯で御座いました。
R55JCW 拝