2023.1.6(金)
ラーメン二郎 小岩店
de狂った話です。
カレンダー通りに仕事は始まったんスけど、本日は定期通院のため休暇をいただきましてん。
『冬はつとめて』の言葉通り、ピーんと冷気が張り詰めた無風の朝イチ、ラーメン屋でなく病院の開店待ちをする辛さは老体に堪えます。
今回もあまり成績は良くありませんでしたが、担当医曰く年末年始の暴飲暴食の割には横ばい程度に数値は落ち着いてはいるとの言葉をプラスに真に受けるダメ人間代表。
会計済ませたらば、アタマは既に黄色いテントの事で一杯。本日の候補は暫く夜営業がなくなる品川、若しくはすっかりご無沙汰の上野毛か…
最終的に一昨年の10月以来1年と3か月振りの東野圭吾じゃなくて東の横綱こと小岩二郎にやって参りました。
お店には正午を少し回った頃に到着。並びは25人と十分想定の範囲内。営業初日に加え世間では未だお正月休みの方も多いと聞きますのでもっと並んでいるかなと思いながら来たんです。
朝イチの病院のキツい並びと違い、無風で太陽の注ぐ蔵前橋通りは非常に快適。並びの列の進みも割と早くストレスフリーに過ごせました。
コレも反対側のオペンホーセの前に並ぶとなると日陰になって相当厳しそうですね。
小岩店の並びは昔は住友生命の社屋に沿って並んでいた様なきがしますが、ここ何年かは道路側に黄色のカラーコーンが設置されているのでそれに沿って並びます。
勿論、スミセイさんの出入り口に当たる辺りは間隔を空けて並ぶのは当たり前ですね。
店前には6名並ぶようです。歩道に黄色いテープが貼ってあります。
なお、店内は券売機前に1名並びます。コレより先の店内撮影はラーメンとカウンター周りだけに控えます。
ピットはキャップにメガネのクールな店主さんと新しいオバさん。前回は男性でしたが今回お見かけした妙齢な女性助手さんは自分の知る限り3人目かな。
いつも思いますけど、コチラの店主さんのオペレーションは凄く丁寧。特に丼に液体油を注いでいく所作はある意味様式美とさえ言えます。
卓上調味料は、白胡椒と一味唐辛子とカエシ。ボトルには白い固形脂が浮いてますので、豚を漬け込んだカエシをそのままボトルへ入れている模様。
なお、前回来た時に置いてあった自家製ラー油は棚落ちした模様。
ラーメン半分
750円也。
妙齢女性助手さんから「ニンニク入れますか?」と聞かれましたので「野菜、ニンニク、アブラで!」とお願いした一杯。
コチラは野菜コールにはしっかりと対応してくれるイメージ。ほぼモヤシですが聳え立つ北壁。
デフォルトのニンニク。刻みが細かく非常にアグレッシブな香りを纏っています。食後はモチのロンde会話厳禁Death☠️
非乳化の代名詞ともいえる分厚く張った液体油の被膜。この油に旨味成分がたっぷりと含まれているんです。
野菜のテッペンに固形脂が鎮座。一部雪崩を起こして丼の延辺部に滑落してました。
そのアブラを野菜に塗して久々のkoiwaタイムがスタート。カエシのかかった脂は上質で軽くシャキシャキの野菜とベストマッチング。
満を持して待望の小岩汁に野菜を浸して口へ放り込みます…
おぉ…コレぞ非乳化。
あぁ…コレこそキングの風格。
強目に主張するFZの香りをガッツリ煮出した豚の旨味が包み込み、油が香ばしさをプラス。勿論白い粉の威力も凶暴。
相対する麺は、斬り込むようなルーシーの鋭さとは真逆の柔らかくソフトな食感&舌触りに加えて仄かな甘さを感じます。
ニンニクが溶け込むとその非乳化ルーシーは一気に表情を変え凶暴な側面を覗かせます。
これぞ二郎といったシンプル且つ非常に深い味わいに、今更ながら
『東の横綱』
は伊達じゃなかったと心底感服。
豚は王道の腕肉。面積より厚み重視のカッティングの模様。
味付けはルーシー同様詰め寄り系の塩っぱ旨。豚の旨味が充分に残っているので出涸らし感は皆無といったところ。ホント旨い。
後半は白胡椒を。非乳化にホワイトペッパーは鉄板っス!
半分に減らした麺は既に無くなる寸前。一味唐辛子を振り掛け一気にブースト。
ごちそうさまでした!
店主さんに謝意を伝えてお店を出ました。
外に出ると並びは更に伸びてました。どうやら自分が来たタイミングが良かったみたいです。
駐車料金は800円。まあ妥当でしょう。
さて、この後はどうしましょう…
R55JCW 拝