ラーメン二郎 栃木街道店 | グル狂日記

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長くてクドいです。
ここから先は覚悟してお進みくださいませ。
かしこ。

2022.9.2(金)

  ラーメン二郎 栃木街道店

  de狂った話です。

 

 

 栃木の重鎮、ETG【】パイセンのツイートを見て居ても立っても居られず向かうは壬生。

 

 

 今年はまだ一杯しかいただいてません💦

 

 

 新新代田オマージュの冷まし中華。そのお味は最早夏の風物詩になりつつある程の出来栄えで、何度でも頂きたいもの。

 

 

 取り急ぎ、壬生に来たらいつもお邪魔しているいきいき夢ロマンでひとっ風呂浴びてから向かう事に。

 

 

 

『当温泉の泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉」です。天然の炭酸水素イオンが854.8mgと多量に含まれています。当温泉では、全国でも非常に稀な天然温泉を「源泉掛け流し」でお楽しみいただけます。』

 

 という触れ込みのシャンパンゴールドのお湯に浸かり癒されて行きまっしょ!

 

 

 コチラの施設、お湯は割と普通なんですけど、とにかく綺麗。おペン4年目という館内は勿論の事、ロッカー、洗い場、浴槽、露天風呂に至るまでとても清潔。

 

 そして何より、傍若無人なヤング集団が極端に少ない所がとにかく良いです。

 

 何処からとも無く大量に発生して、ところ構わず喋り騒ぎ倒して去っていく様はまるでイナゴの大群の如し。

 

 ここ数年、何処の温浴施設でも迷惑この上ない集団が増殖中で非常に由々しき事態です。

 

 

 勿論例外もあり、本日も数人で来ていた若者達は非常に静かに入られていました。その代わり今夜はクセの強い北関東訛りで語り合う地元常連の先輩方のお話に付き合うはめに。爆笑

 

 議題はニッポンの酪農について。そのエサ代の高騰による現在の逼迫した状況についで、実にユニークに解説して頂きました。

 

 

 そんなんで、すっかりスッキリして、ラスト冷ましに壬生二郎に向かう事にします。

 

 

 一応、ファスロ組が退出する18時40分過ぎを狙って到着するようにしましたが、まだ出ていなかった模様。しかし、奥に1台空きがあり無事にクルマを停められました。駐車場の一巡を狙うなら19時手前くらいが丁度エエんですかね?

 

 

 かなり雨が強いので、第2駐車場からの歩きは厳しいなあと思っていたのでラッキーでした。

若いお客さんのグループは何処でもカオスな感じですね。傘を差したまま車路に立ってゲームに夢中。クルマに轢かれますよ。

 

 

 回転はやはり緩め。第1コーナーからのスタートでこの中待ち席までが約40分。券売機で小ラーメン800円と冷まし中華100円、そして生姜70円の食券を2枚購入して座って待ちます。

 

 ピットは店主さんと、久々にお見かけしたJBCのN店主さんが良く着用しているグレーのTシャツを着たクールビューティーな超優秀助手さん。事前の麺量確認が自分の直前で終わりましたので自分がロット先頭という事になります。

 

 

 右打席に入り食券をカウンター上部の手前に揃えて置き、らっきょう用の現金100円も添えておきます。一瞬麺少な目を申告するか迷いましたけど、今年最後であろうさましを頂くのに、少な目にして足りなかったなどと後悔したくないのでデフォで。

 

 店主さんのオペレーションを見ていると、さましの丼にはまずカエシ、次いでグル、その後一味唐辛子、黒胡椒を入れた後、ボトルに入った透明な液体(恐らくお酢の様な調味料)と茶褐色の液体(恐らくごま油系の液体調味料)を入れ最後に少しだけ茶色掛かった砂糖の様なもの(三温糖か?)を投入されていました。

 

 

 助手さんからピリ辛らっきょうが届けられました。その後ラーメンのトッピングコールが始まると、裏で助手さんが麺を水で良く〆にかかります。

 

 そして〆た麺を丼に投入してトングで良く撹拌していました。その後店主さんが短冊状にカットした豚を丼の中央部に押し込むようにセットし、野菜を乗せて上からカエシを一回し。最後に岩下の新生姜(カットしたもの)を頭頂部に乗せます。

 

 冷まし中華はトッピングはありませんので、出来上がり次第配膳されます。私も店主さんから直接ヒンヤリとする丼を受け取りました。

 

冷まし中華 900円

生姜生姜 140円

岩下のピリ辛らっきょう 100円

1,140円也。

 

 

 ダブルで発注したショウガが、岩下の新生姜より主張するビジュアル。生姜は店主さんが間違いなく二掴みされていました。

 

 

 野菜は中央部に寄せられているとはいえ、新生姜が頂に乗るその山はソコソコの高さ。やはり麺少な目にするべきだったかと既に後悔気味・・・

 

 

 ダブルで発注したショウガ。かなりのボリュームに少しヤッチマッタ感が漂い始めます。まあ、食べられるでしょう。はい。

 

 

 それでは新生姜と野菜を一緒に頂き今年最後の冷まし中華との至福の時が始まりました。新生姜の甘酸っぱさがまるでドレッシングのようになり、ヤサイがどんどん進んでいきます。野菜はかなり多目に感じます。

 

 

 麺を丼の底からレスキューし、同時にレーターの色具合などを確認。

 

 

 麺に纏わる黒胡椒から、仕上がりはだいぶスパイシーなのが予想されます。実際に頂くと、まず最初に来るのはごま油の香ばしさとお酢のような酸味。そしてその後スパイシーな辛味が口に広がっていきます。

 

 良く水で〆られた麺の食感はプリッとして硬めに感じます。昼間食べた千住大橋二郎のユルユル麺とは真逆の食感。

 

 

 野菜の下からカットされた豚がゴロゴロと出て参りました。ボリューム的にはブタ2枚と言ったところでしょうか?柔らかくて味染みも良く、相当はいクォリティーな豚ですよ。えぇ、えぇ。

 

 

 適度に脂身も含まれていたりしていてもクドくなく、流石のブランド豚。

 

 

 後半は生姜を混ぜて頂いていきます。ここで気づきました。前回たべました冷まし中華にはショウガを頼んでいませんでして、何故ダブルで頼もうかと思ったのか自分でも理解できません。

 

 

 そのオーバースペックなショウガを麺に塗して頂いていきます。一口目は大成功、その後入れすぎだという事に気づいて撤去しましたがアフター・フェスティバル。

 

 生姜由来の辛味と闘いながら頂いてまいります。

 

 

 そして最後は壬生ジ冷ましの味変決定版、岩下のピリ辛らっきょうをルーシー毎全投入。これ以降は冷ましでなく冷やしです。

 

 

 ピリ辛らっきょうの秀逸な漬け汁が上品な酸味と甘みを冷まし中華全体に与えて一気に表情が変わります。正に「冷やし中華」のようなテイストに。

 

 

 酸味に若干咽そうになったのと、ダブルで発注した生姜がいささか辛くて後半生姜に支配されがちになったことが今回の反省点。来年は仮に生姜を発注するにしてもデフォの量に留めようと決心。

 

 ごちそうさまでした!

 

 最後はやはり小の麺量と、入れすぎた生姜にやや詰め寄られながらも完食。

 

 

 店主さんに謝意を伝え、お店の外に出ると雨は止んでいました。壬生の夜気は少しだけヒンヤリ。

 

 この後、下道を使ってのんびりと埼玉方面に進んでいくにつれ、雨が激しくなってきました。明日は晴れるんですかね?

 

 車内にはラジコの野村訓市の番組から、夏の終わりにふさわしい少しだけ物悲しくチルな音楽が流れてきます・・・。

 

 R55JCW 拝