2022.4.15(金)
ラーメンショップ 的場店
de狂った話です。
雨の金曜サラメシは、新しい職場にほど近いコチラで。
30年振りくらいできましたけど、当時もこんなイキフンだったような気がします。
所謂昭和レトロ。
所謂キタナシュラン。
壁のメニューは最早化石化しており、判読するのに一苦労。聞くところによると、エアコンの類は無いそうで、夏は地獄が味わえるとか・・・
ゆうても、カウンターの上は最低限の清潔感は保たれており、卓上装備もアブラ塗れだったり埃をかぶっていたりという事もありません。恐らくそこそこお客さんが入っている証拠ですね。
ビックリするのは、厨房の旦那さんはまあ普通っちゃぁ普通なんすけど、カウンターにドーンと鎮座されておられます
女将さん
がかなりクセがゴイスーです。
なんせ、昼ど真ん中の店内カウンターで自分の昼メシ食いながら顎でどこでも座ってくれって言われましたから。
まあ、いろいろファンキーですけど、ネギチャーシューメンと半ライスをオーダーしてしばし待ちます。
ネギチャーシューメン 850円
半ライス 100円
950円也。
出てきたそれは見慣れた『ラーショ』のソレ。
スープは意外にも淡麗なビジュアル。センターにチャーシューが想定外のボリュームで鎮座。
先ずはルーシーからってんで、レンゲなんぞを使って上品に。
豚骨感をしっかりと感じるもの、さほどクドくも重くもないスッキリとしたベースのルーシーにレーターとグルがビシッと効いた所謂『ラーショ』のソレ。悪くないです。寧ろ旨いですよ。えぇ、えぇ。
ギーネーもしっかりとラーショの味付け。伊達に歴史を重ねていませんって言う感じ・・・にしても、視界の隅にチラ見えする強烈なキャラの女将さん。ぶっちゃけ、「騒音おばさん」に超が付くほどクリソツです。
そんな女将さんの視線に若干おびえながらリフトしたラーショ麺はやや柔茹での自分好みのヤツ。中細のストレイトなメーンはスープを良く持ち上げて旨いですねぇ。
事前のリサーチでは、かなり「塩っぱい」とのレポが多かったチャーシュー。腕ですかね?見るからに柔らくてしっとりとしていそうな優秀なビジュアルです。
ルーシーによく付けて頂くと。。。。おぉ、柔らかくて旨いし、全然しょっぱくないじゃん。恐らく普段二郎で相当詰め寄り系の豚を頂いていることから塩分に対する耐性が高くなってるからだとは思われますが、いずれにしてもとてもおいしいチャーシュー。
お隣のネギラーメンにはチャーシューが見えませんでしたから、200円でこの増量は、ある意味二郎の豚増しレベルのサービスかと。お腹に余裕のある方は是非ともチャーシュー入りにするべきです。
特にこの端豚なんかかなりの優等生。すぐ近くにある卸売市場の肉屋さんのカレンダー(休場日が記載してある例の奴です)が吊るしてありましたので、肉は新鮮なモノを使用しているのではないかと容易に想像されます。
まあ、海苔はそのレベルなので香りもしませんし、スープに浸かるとドロドロに溶けてしまうやつですけども、2枚入っていましたのでマキマキして頂くことにします。
途中で黒胡椒を掛けましたが、ドバっと出てしまいました。まあ、刺激が強くてウエルカムなんですけどね。はい。
最後はネギと、ほぐれたチャーシューをライスに乗せて、ルーシーを頂上部から回し掛け、セルフネギチャー丼をプロダクト。
当然うまいので秒で消失です。
会計時に、相変わらず鎮座中の女将さんに、「ごちそうさまでした。旨かったッス!また来ます!」と告げると「ああ、どうも。」と最期まで塩対応。
でもいいんです。この店気に入りました。味噌もつけ麺もあるので暑くなる前に一通り頂いて行こうと思っています。
にしても、オバチャン、クセがつえーよ
R55JCW 拝