2021.11.17(水)
蒙古タンメン中本 川越店
de狂った話です。
いよいよ本格的に街に人が戻って来ました…。
我が街も、コロナ第1波の直後に人が消え、昨年の秋の行楽シーズンには多少人が戻って来ましたけど、その後押し寄せた感染拡大の余波を受け今年は来訪者数は激減…。
オリンピックゴルフ競技の会場にも選ばれ、最寄りの駅を整備したり、街を上げて大会を盛り上げようと準備もしていましたけど、無観客が決定して全てが水の泡に。
秋のお祭りやスポーツイベントなども軒並み中止になりましたが、第5波が去ってから少しずつ変化が…
街は次第に活気を取り戻し、つい先日も新河岸川のほとりでイベントが開催されて賑わうなど、当たり前の日常が戻りつつありますね。
そんな観光客が溢れる街の様子に胸を撫で下ろしながらオフィスに戻る途中でランチを迎える時間に。
さて、どうしよう…。本川越駅の近くにいましたので、いつものてんこもりラーメンも何だか芸が無いですし、駅前ホワイト餃子のはながさもいいなと前を通るも、お隣の頑者同様、外に待ちの列が発生中。
うーん、その先に永福町系の大勝軒があるのでそこにするかなと、お店の隣のコインパにクルマを収めてお店に向かおうとすると…
真っ赤な看板が目に入りました。
そうだ、中本にしよう。
蒙古タンメン 中本 川越店 - Retty(レッティ)実名の口コミが29件!早速チェック!retty.me
何年か前に地元にも中本が出来たんですけど、なんせ辛さ耐性が弱いので中々足が向かず、初めて伺いました。
大宮南銀の中本は数回行った事はありますが、いかんせん中本ド素人なんで何を食べて良いか分からず、食べたことのある蒙古タンメン一択で入店しました。
大宮の中本でも感じたんですけど、券売機のボタンが多過ぎて決められませんし、食べたいものが探せません。今日は幸い後ろに並ばれなかったのでじっくりと選べました。
券売機の脇には『四周年』をお祝いするお花が飾ってありました。コチラってよく分からないんですが、所謂フランチャイズ方式なんすかね?
購入したメニューは、
・蒙古タンメン
・半ライス
・ネギ
・ゆで玉子
の4点買い。
空いているカウンターにフェードインするとすぐさま食券を回収されます。
お水は店員さんからサーブされ、卓上には水のピッチャーとエコ箸にティッシュのみ。調味料の類はありません。
トッピング類の解説が。ゆで卵(70円)の解説にある、辛くなった口の舌休めにも…は正にその通りの活躍を見せてくれました。
先に半ライスが登場。結構なボリュームです。
間髪空けずに主役が登場…
蒙古タンメン
ゆで玉子
ネギ
半ライス
1,090円也。
ビジュアルはあまりにも有名なそれでございやす。スライスしたネギと茹で玉子がアクセントを加えて中々そそりますねぇ。そして蒙古タンメンのキモである麻婆餡が猛烈に食欲を掻き立てるんですよねぇ~。
丼自体がコンパクトなので、沢山食べられない自分でも安心して臨めるボリューム感に一安心。
ゆで玉子が何故スライスなのか、食べていくうちに分かったような気がします。
まず味噌スープを一口、むせないように注意して頂きます。
豚骨とか鶏ガラとかに野菜から取ったオーソドックスな動物系中華スープで味噌ペーストを割った味噌スープは、口当たりは一見シャバ系に感じますが、やはりそのスープと一緒に野菜を煮込む味噌が複雑な旨味と辛味を演出していて、更にしっかりと白い粉の威力も感じ、万人にウケる仕上がり。全国にその中毒者を次々と生み出している底力を感じますねぇ。
旨い!
素人なんでよく分かりませんけど、一口目は旨味、次に辛味、そして汗が吹き出す。で、次の一口へ…と無限ループの始まりです。
また、スライスされたニンニクが結構でて来ましたけど、ニンニクの香りが程よくて更に食欲をブーストする感じッス‼️
※少し回想します・・・
80年代後半から90年代初頭、学生だった自分は上板橋の中本に何度か逝った記憶があるんですけど、正直味なんか全然覚えていないですし、店主さん(先代)のクセが強すぎて、自分も若かったので一度カチンときたことがあってそれっきり閉店まで行かなかったんですよね。閉店祭りに参加した友達が、朝早く店に行って食べたのが午後3時過ぎとか言ってた記憶がありますが本当なんすかね?
まあ、あのころ、もっと行っていれば土佐っ子や弁慶なんかと同じくらい思い出が出来たのになぁなんて今更のように思ったりしてますけど、正直辛い物が当時から得意ではなかったのでそこまではハマらなかったかもしれませんね。
野菜類は白菜、モヤシ、ニンジン、木耳、ニラなどなど。野菜が旨いので次回は野菜大盛りに変更して頂きたいですね。
お豆腐も十分な量です。とにかく、旨くて熱くて辛いです…💦
中細の麺はやや波を打ってますが、滑らかな舌触りで、柔過ぎず硬過ぎずの茹で加減。小口切りのネギと一緒に頂きましたが、スープと麻婆餡のインパクトが強過ぎてネギの香りや辛味は殆ど感じられません。
水にさらさない辛いネギが欲しい所ですが、贅沢を言うのはやめた方が良さそうですね。
この辺で、相当辛さに詰め寄られている訳なんスけど、このゆで玉スライスがまあ、ナイスな仕事っぷりなんすわ。
特に黄身の部分がヒーヒーと悲鳴を上げている舌に優しく纏わりついて辛さを中和してくれるんすわ。
玉子にこんなに感謝した事はあまりないです。
小ライスに色々と乗せて、麻婆丼を作りたかったんですが…
ワンバンしたり…
豆腐のアテにしたりしているうちにどんどん無くなってしまい、足りなくなってしまいました。
ホント、ライスと合いまんなぁ〜。
旨い→辛い→汗だく→また旨い→
永遠に続くかとも思われたループですが、あえなく終了。最後は名残惜しく丼の底に沈む旨味固形物をあらかたサルベージしてフィニッシュ。
気付けばカウンターが汗まみれに💦
慌てて備え付けのティッシュペーパーでキレイに拭き取り、水を2回お代わりしてごちそうさま。
いやぁ、中本旨いッスね。コレから寒くなる季節、度々お世話になりそうな予感…
外に出ると汗だくの頭に、ひんやりとした秋の冷気が非常に心地よいです。
さて、死の行軍もあと1日半。
なんとか乗り越えてムフフな週末を迎えたいものです…。
R55JCW 拝