「君=幸せ」
※読み方は、君イコール幸せではなく君は幸せと読みます。
君は幸せではありますが、君が幸せということではなく、曲中の歌詞に出てくる「幸せ」という部分を「君」と変換していただけたら。
作詞をするときは、スタッフさんとテーマを決めるのですが「幸せ」をテーマに多幸感に溢れる歌詞を書こう!という事になり、自分にとっての「幸せ」について、というざっくりとした感じで書き始めました。
いざ書き始めてみると「幸せ」ってなんだろう?っていうわりと根本的なところでつまずいてしまって、色々考えた結果「幸せ」というものは、そんなに大それたものでもなくて、当たり前にように側にある。
そして、自分一人じゃ感じる事が出来ない感情で、自分の周りにいてくれる人達…
つまり、メンバーやスピーサーさん、家族や友達、スタッフさん、そういう存在自体が「幸せ」なんだ!という結論に至りました。
例えば、今こうして歌を歌っていられる事がわたしは「幸せ」と感じるけれど、そこで聞いてくれる「君」がいなくてはこの幸せは全く成立しなくって。
幸せは意外と気付けないもので、当たり前に側にありすぎるのかもしれません。
当たり前すぎて、見えなくって、傷つけてしまう時も、悩ませてしまう時もあるんだけど、いつも側で笑いかけてくれる幸せを、大切にしていきたいなという思いを込めて作詞しました。
あと、この歌詞にはもう一つ込めた想いがあって。
世界中がコロナ禍という大変な時期になり、自分自身もこの先歌っていけるのか、すごく不安になった時期もありました。
外にあんまり出れなかったり、ライブも出来なくなったりして。
そんな日々を過ごす中で「終わり」っていうものをすごく意識するようになって。
この世の中において、常なるものはきっとありません。
ないからこそ、今が愛おしく思えるし、大切にしよう大切にしたいって思うのかもしれない。
そして、いつ自分に終わりの時がきても後悔しないように、伝えられる事を全部、伝えておきたいって思いました。
スピーサーさんには、自分の感じている感情だったり、感謝の気持ちだったり、歌を歌っていられて、それを聞いてくれるみんながいる。
そんな"幸せでたまらない今"だったりを、歌にのせて1曲1曲、精一杯届けておきたいって思ったし、ひなやこころには、自分がアイドルとして経験してきたことや、学んできたことを、少しでも多く伝えておきたいって。
当たり前のように側にいてくれる君に、少しひねくれてるかもしれないけど(笑)精一杯の感謝っていうのかな?そんな溢れる気持ちを込めてみました。
結論、皆さんにとっての幸せって何ですか?その幸せを大切に出来てますか?
っていうような事を歌にしてみました!