ベンリィのフロントサスペンション
貴方は不満ありませんか?
①引っ掛かるようなフォークの初期の動き
中華の激安スラストベアリングでカイゼン
初期の動きがスムースになりました。
②ブレーキを掛けた時のカタンという音
お手軽アルミ缶で解消しましたw
③強めのブレーキングや大きな段差で
何かズレるような?ガクン!って感触
今回の分解で判ったことは
この金属カラー製ステムベアリング
純正と比べ玉数が少なく、径が小ぶり
気になるのはレースのR形状
コレがベアリングの径と一致していない説
写真のはNTB製なので別ですよ
強い入力が有ると球ッコロが逃げ
金属製カラーが変形して戻らず
んで
トップスレッドに緩み発生ぢゃないかな?
※純正を使えば心配無用
ところで前回思わせぶりな事を書きましたが
CDやCB50等の27φ140mmピッチ
この寸法が同じなら互換ある
と今までずっと思い込んでいたんです
んで、CB125JXに話を移しますが
この1975年式ベンリィCB125JX
ちなみに車体番号はCB125J-1047***
フォークが27φで140mmピッチ
トップブリッジも見た目は
ベンリィに流用でおなじみ
五羊ホンダのCG125用と同じっぽいw
ステムにトップスレッド付きでお得だった♪😁
と思って落札したのですが・・・
汚くてスマンw
CB125JXのトップブリッジを採寸してあります
CD90のトップブリッジを重ねてみると
ん?
目視で大まかな印をつけて
10mmも違うやんけー!
CD系がオフセット59.5mmてのは
かの有名なBI●MANさん情報なので確かです
JXの寸法は私が適当に測った寸法なので適当です
これはかなり絶望しましたよ
何故かというと
フォークのオフセットが変わると
トレール寸法が変わる
からなんです
キャスター角はご存知ですよね
キャスターが寝る → アメリカン風味
キャスターが立つ → フラフラした乗り物
それと同じでトレールが変わると
トレールが長く → 直進安定性が良くなる
トレールが短く → クイックなハンドリング
手抜きコピペでスマンw
事故車のフォークみたいになってるしな🤭
フォークオフセットはステアリング中心軸の延長線から
ホイールセンターの垂線までの距離を指します
間違えやすいのは
フォークオフセットが
増える=トレール量は減る
(橙↔黄色間の長さ)
減る=トレール量は増える
(橙↔緑色間の長さ)
つまり、新生ベンリィは
”曲がらない乗り物”に
なってしまうのではないか??
だって、ミリ単位の変更で体感するらしいし
サーキットで走る人には常識みたいっす
ここまで調べた以上
その違いを体感してみたい♪
↑アホ
とりま実走あるのみ
コワイヨー(´;ω;`)ウッ…
結論!
『確かに曲がりにくくなった』
ビビッて腰が引けていただけかもしれませんがw
ただし、曲がれない訳ではなくて
曲げようとして倒し込めば曲がります
峠が気になりますが街乗りは普通に乗れますよ
しかし、大きなメリットもありました
『剛性感はメチャ高くなった』
あの貧弱なトップブリッジと、ラバーマウントのハンドル
あれが全てカチッとしたフィーリングになって激変です
訳の判らんギコギコ音も消えました😲
段差を超えても静かなもんですわ👌
※以前より振動対策でバーエンドにおもりを入れてあります
これはCG125のトップブリッジに替える事で
同じ効果が期待できますね オススメ
わざわざCB125JXのトップブリッジを購入される方は
いらっしゃらないとは思いますが
買うならステムとペアで購入しないと詰みます😇
おまけ
雷門前でロケしてました
芸能人疎くてさっぱりです😅