関商会 西宮 バイク屋ブログ -6ページ目

CB1300SFのオイル滲み

シリンダーヘッドカバーからのオイル漏れ…


と言うよりはオイル滲みの修理依頼です。


年式によっては、エンジン位置をズラさないと


ヘッドカバーが外れないらしい…


真相はいかに…


とりあえず順番に外して行きます。




エアインダクションとイグニッションコイルを外しました。



何の苦労もなく外れました。




タンクはリフトアップします。


ガソリン量が少ないのでラクラクです。



ガスケットの交換で終了です。


軽く乗りました。


漏れや滲みはありません。


当然か(笑)


DS250ドラッグスター

ウィンカーを出すとチカチカしてる間、ライトが暗くなる…依頼です。


バッテリーから点検します。

しばらく乗ってなかったので間に合せでネットで

用意したモノが付いてました。


あ〜コレですね~


と、そのバッテリーを指摘して従来通りの

モノに交換しましょか?と、ご提案。


私どもの中古バッテリーでエンジン始動して

バッテリー電圧を点検しました。


12.5vくらいから上がらない…


おお、コレはバッテリーだけの故障では無いなぁ…


電圧関係はステーターコイルかレギュレーターが

一般的で、大方後者のレギュレーターが多いです。


レギュレーターの点検方法は無いので、ソレ以外の部品の点検をした結果、消去法で決まります。


さて、まずはステーターコイルから


黄色だったり白色だったり3本線の抵抗値を調べます。

OKでした。(割愛します)


コイルのACVを測定します。

エンジン回転を上げて50v以上発生したら適正です。

だいたい60vくらいまで上がります。


いざ測ると、40v台後半しか出ない…

3個目がようやく50vくらいです。


何か不安が残る結果だ…


状態の良いバッテリーに換えてもう一度測ります。

3本とも50v突破したが、その程度でした。

もっと楽に60vくらい上がると思ってたので、

この不安材料を消すには目視しかない!


そこで、ステーターコイルを点検しました。



外した所、やはり正常でした。


念の為に外して裏側も点検します。



異常無し!


これにてステーターコイルは異常無しと改めて判断して、消去法によりレギュレーター交換をして完了しました。



レギュレーター交換して始動すると


一発回答でした!


元々はコチラのバッテリーでして、この電圧だと充電しても復帰の見込みはありません。


 
バッテリーは良いもの!

バッテリーをケチると災いしか起きませんよ…

経験上!



CBR1100XXブラックバードのセルもカチカチ…

こちらもセルスタート時にカチカチ言う案件です。


在庫も少なくなってきてる車両だけに


お困りの方は早めの交換をオススメします。


作業は、セルモーターがそこに見えてます。


と思いきや…


これがセルモーターの周りの環境が極悪でボルト2本止めの奥の方を外すのにかなりの困難で…



セルモーターが取り外せない…見えてるのに…


結局ラジエターホース2本が邪魔していて


ホースを外すには冷却水を抜いてからとなり…



オオゴトになりました。


なんてホンダらしくない造り!


どないなってんねん…


見えてるのに…




タンク下にあります。


大変なセルモーター交換でした…