ほぼセッティングも出たので
吹き返し対策としてリードバルブを交換する
購入したのは
TOSH-TECの樹脂1枚リードバルブ&ストッパーキット
ここのビスはネジロック剤付きで
舐めやすいので
付属してるのは親切
商品名の通り
間にスリットのない一枚の樹脂板で出来ている
ストッパーは戻りが良くなるように肉抜きされており
開口幅も広げられている
買う前に考えた
樹脂製の方が追従性が良いとの記載が目立つがホントだろうか?
樹脂の方が圧が加わったときに開きやすいのは事実だろう
戻るときはどうだろう?
リードバルブの弾性で戻るのが主体か、それとも吹き返しの圧で戻るのが主体かで変わってきそうだ
ハッキリしたデータはないが感覚的に素材の固有振動数はスチールの方が大きそうなので
バルブの弾性が主体ならスチールの方が閉まりが早いような気がする
吹き返しの圧で戻るのならば、しなやかな樹脂の方が戻りやすいかも知れない
ググってみたがカーボン材を含めてデータや理論的な考察は見つけることが出来なかった
樹脂は中低回転向きで、高回転では硬い金属やカーボンの方が良いとの意見もあるようだがハッキリしない
わからないなら試すしかないと結論づけた
装着後アイドリングを見ながらエアスクリュー調整
1.5回転戻しのほうが僅かにアイドリングが上がったためこちらを採用
テスト走行へ
峠の登り下りやダラダラ登りを含んだセッティングを見るには最適のコースを40分ほど走行してみた
排気量並みの低速トルクを発揮
登り坂でも5000回転からパワーバンドへの繋がりもSmooth
パワーバンドでは爽快な吹け上がり
久々に気持ちよく乗ることが出来た
走行後はパワーフィルター内下部が湿っている程度の軽い吹き返し
この程度なら長距離走っても問題ないだろう
リードバルブの変更で少なくともネガティブな印象は全く無く
プラセボ効果かも知れないがエンジンの軽快感が増したように感じる
今のところ吹き返しも減っているようで満足している