長井亮の世界人材流動化計画 -208ページ目

同時並行で進める

朝ズバの放送作家秋山さんは非常に多趣味。


ご自身で居酒屋を経営されたり、つりをしたり

甘いものを食べにいったりと、いろいろなことに挑戦されています。


なぜそのようなことをされるかと聞くと、

アイディアに煮詰まったり、飽きたときにすぐにほかの事をするように

すれば、新しいアイディアが生まれたり飽きたりしない


そのためには同時並行でいくつものことを進めるのが大事

といわれました。



私は現在、本の執筆、通常の業務、研修開発などを行っておりますが

秋山さんの理論で同時並行で進めると確かにアイディアが浮かんだり

はかどったりします。

これまでは一つのことを集中して片付けていましたが、それはそれで

良いのですが、同時並行もなかなか良いものです。


これは何も業務に限ったことではなく、本も同じです。


同時並行で読み進めると新しい発見があります。

経営者はトータルのメリットを考えて決断をする

会社員時代は、売上を意識するも、コストを意識することはあまりありませんでした。


よって、何かイベントをする際にも利益率がどうだということを判断せず

広告を打ったり、アルバイトを雇ったりしていました。


しかし経営者はコストも併せて考え、トータルの利益を見なければなりません。


売上が上がっても、コストがそれよりも大きかったらまったく意味がありません。


会社員時代はあまり意識しておりませんでしたが、経営者になってからというもの、

意識するようになってきました。



今、様々なところからいろいろなご提案を頂きます。

しかしそのほとんどがコストを無視した売上アップのご提案です。

逆もまた同様です。

お仕事の依頼を受けるのですが、普段富山にいるため別県に行く際交通費や宿泊費がかかります。

トータルで見て、自分の人件費を含め損をしているのであればよほどのメリットがないと

いってはいけないのです。


現在講演は、初めての団体で講演実績となるものは多少厳しい条件でも無理して行っております。


また心意気を感じたものに関しても同様です。


自分自身のメリットに繋がるものであれば、その限りではありません。


経営者はやはりトータルなコストで判断をします。会社員時代は到底考えなかったことです。

逆を言えば、トータルなコストで考えてご提案を受けると、判断もしやすいといえます。

無駄な議論

生産性のない無駄な議論はあまり好きではありません。


例えば、進めていたプロジェクト。

メリットがないので中止となった後に、

プロジェクトのここが駄目だったと議論を交わすのは

無駄だと思ってしまいます。

中止になる前に議論をするのはむしろウェルカムですが

中止になったあとに、くどくどというのは時間の無駄だと

思ってしまいます。


また、同じような内容を形を変えてつつくのも無駄だと思っています。

一つ指摘すれば分かることを、似たようなケースで一つ一つ議論するのは

すべて同じようなことなので無駄だと感じてしまいます。

議論をしているのに、話し方に言及をしたり、資料のてにをはを注意する

のは本質からずれていると思ってしまいます。


アポイントをつめて入れているからこそ、時間が有限に感じられ、

効率よく話をしたいと思ってしまいます。

これは自分自身の戒めでもありますが、議論をする際には

・全体像をはっきりさせる

・終了時間をきっちり決める

・ゴールを設定する

・議論のルールを決める

・無駄な議論に発展しそうなら、飛ばすことを宣言する

といったようなことを最初に決めておかなければなりません。

こういったことを最初にするだけで、無駄な時間をなくし、

有効に使うことが出来ます。

考えてみれば、自分自身の開催するセミナーでは上記のことを

やっていました。


それと同じことを議論の場でもするべきですね。

本日のオススメは頼むな

嬉しいことにWEBの記事に著書が取り上げられました。

ですが、先日もお伝えしたとおり、取り上げられ方が、完全に釣広告であり

意図するものとは違う内容で伝えられています。

おかげで、様々な方々から反響を頂いております。

注目を集めたという意味では大成功でした。


しかし一方で恐ろしいなと思うことがあります。



ネットの発達により個人の意見や発言がしやすくなりました。

自己主張が出来る場が増えたわけです。

何かの記事一つにも数多くの方が反応します。

今回の私の記事にはmixiでは700弱反応がありました。

書いている方だけでそれだけいるということは、見ている方は

相当数いると思います。

それだけ影響が大きくなったわけですが、

今回の取り上げられ方。

私が著書に書いている意図とはまったく違った出され方

をされており、またその出され方で人は物事を判断しているということです。

ということは、それを記事にする方の出し方次第でいかようにも

出来るともいえます。


その出し方一つで人はモノゴトを判断し、その裏に隠されているものや

意図などが判断できず、表面上のものだけで判断をしているとも言えます。


ニュースもそうです。

記事を見るとなんてひどいことを国はしたんだ!と思うことでも、

よくよく記事を読むと、わずかな例だったとか、小さいことを大きく書いていた

などたくさんあります。

つまりモノゴトの本質を見ずに出された記事を鵜呑みにしがちになってしまいます。



ここから何を言いたいのか?そしてそれを引用している記者はどう釣りたいのか?

この辺の意図をしっかり汲む必要がネットの発達と共に必要なのかもしれません。

これまでは書く側の意図だけを汲んでおけばよかったのが、今はそれを引用する

記者の意図まで汲むという二重の行動が必要になります。


我々が目にする情報を鵜呑みにはせず、その背後には何があるのかということを

掴まないといけないのかもしれません。


それにしても今回取り上げていただいたことで、いろいろな見方をする人が

いるもんだなと思いました。

とても勉強になります。

目的と目標を見誤る

私のセミナーではよくこの目的と目標についてのお話をします。

これをごちゃ混ぜに考えている方が多いからです。



先日新橋にいたら、新卒らしき人から

「名刺を集めてこいといわれたので、名刺交換をさせてもらって

良いですか?」

と言われました。

恐らくは度胸試しだと思うものの、それだけで終わってしまうのはもったいないなと

思いました。


かつてサラリーマン時代、私も部下には社内で名刺交換をさせるように

いっておりました。


中には、「経費の無駄使い」だとか「社内では意味がない」という批判もありましたが

その批判も私が責任を取るということで社内に名刺交換にいかせたものです。

その後必ずお礼メールを作らせ、社内の人と繋がるように指示しました。



社内ですらコミュニケーションが取れない人間が、ましてや社外は無理です。

そして名刺を配らず机の中にしまいこんでしまっているのこそが経費の無駄使いだと

思います。

高々3,000円ほどの話。

自腹でも良いほどです。

このときの目的は、社内の方に知ってもらうことそして繋がる口実を作ることでした。

目標が100枚集めること。

部下は目的を理解していたからこそ、その後社内でも密なコミュニケーションがとれ

仕事でも優位に運べました。

もし集めることだけを目的にしていたら、名刺はまったく意味がなく、

自己満足に過ぎなかったと思います。


さて冒頭の新卒の例に戻ります。

彼は恐らく先輩から「とりあえず名刺100枚集めて来い」といわれているはずです。

それは度胸試しもありながらもそこからお客に繋がればという意味合いもあったはずです。


しかし残念ながら名刺交換の理由が「先輩に言われているので」という目的に

なっています。

本来の目的とは食い違っているわけです。

それではせっかく渡した名刺も、無駄に使われているのだろうなと思いました。

目的と目標を見誤ってはいけません。