2014論文基礎講義【復習の仕方(参考】 | 弁理士試験合格!! 講師 湯浅竜のブログ

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弁理士の湯浅です。資格の学校TACで弁理士試験受験指導しています。論文の必須科目対策や著作権法を教えています。「1プラス9パターン学習法」や合格答案量産のための「10個のプロセス」を教えています。Twitter、Facebookもよろしくお願いします(^_^)

★★★【4.復習の仕方】★★★

 前回は予習の仕方の話をしました。

 今週は復習のやり方です。詳細は以下の通りです(論文基礎講義の場合)。

 

1.復習の時間(目安)

 <短答免除の方>

  予習時間:2.5時間/1週間

 <短答免除の方>

  予習時間:12.0時間/1週間

 

2.復習の目的

 復習の目的は各論点の暗記です。

 例えば、「共同発明が成立するための条件を説明せよ。」と問われたら、「共同発明が成立するためには新規な着想の適用と、自明でない着想の具体化が必要である・・・」というワードが、「均等論について述べよ」と問われたら「社会正義云々」や「非本質的特徴」等の5要件が出てこなければいけません。そのための「暗記」ということになります。

 

3.復習すること

 (1) テキストのマーカーチェック

    まずはマーカーで「定義」「要件・効果」等を分解できるようにしておきましょう。直前期になればなるほど活きてくる作業です。

 (2) 内容の理解

    講義で解説された個所を中心に、今一度テキストを読み込んでください。講義で扱っていない論点については、講義中に配布の重要度一覧を参考にし、優先順位をつけて読み込んでください。

 (3) 暗記

    「定義」、「理由」を中心に暗記しましょう。また、条文には記載のない要件も暗記の対象です(暗記しておかなければ書きようがないから)。

    今すべてを暗記できなくとも構いません(感覚的にテキスト全体の3割も暗記できれば十分です)。暗記できない個所は10月以降の論文応用答練で改めてチャレンジしましょう。