論文基礎講義第5回で回収した答案の講評 | 弁理士試験合格!! 講師 湯浅竜のブログ

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弁理士の湯浅です。資格の学校TACで弁理士試験受験指導しています。論文の必須科目対策や著作権法を教えています。「1プラス9パターン学習法」や合格答案量産のための「10個のプロセス」を教えています。Twitter、Facebookもよろしくお願いします(^_^)

メルマガの内容を転記します[みんな:01]

詳細については、講義の中でも説明させていただきます

(以下、転記)
以前から告知していた通り論文基礎講義第5回にて、皆様に作成いただいた答案のコピーを作りました。

答案(約50枚)にすべて目を通したので、気になった点を以下コメントしておきます(内容面よりも形式面の話が中心です)


【気になった点(ネガティブな意味で)】
インデントは階段状につける
段落冒頭は1文字分スペースを空ける
要件は主体・客体・時期・手続で書けるのが理想
予め決められた記載量は必ず守ること
発明イ→イ でOK
テーマが変わったら改行する
結論の行と、理由・要件の行が一緒になってしまっている人がいる
 → 読みやすい答案を意識すること
加筆修正は必要最小限にすること。加筆修正を「当然の権利」と思っている人がいるがその認識は改めること。加筆修正は「禁じ手」の類と思うこと。
根拠条文を示す→感想文にならないように
各テーマ毎に細かく見出し(タイトル)を付けること
「解する」という表現を安易につかわないこと
(参考:「解する」という言葉に「考えられる」の意はありません)
見出し番号の使い方
「題意より」という表現は安易に使わないこと
句読点の位置に注意。「~で侵害となる。(68条)」はNGです。「~で侵害となる(68条)。」が正しい位置です。


15枚添削した時点で、上記項目が抽出できました。残りの35枚もすべて上記項目でチェックしたにすぎません。
(つまり、各答練について15枚~20枚添削すれば、受講生全体の答案がどうなっているのか大体はイメージできる可能性があるということでしょうね。)


【良かった点】
措置は1つに絞っていただけたようです(講義の中で指示したから)
字の大きさは適切な人多い(一部小さすぎる方がいます)
字が読みやすい→素晴らしい!
記載量→全体的にはOK(ただし、守れていない人もいました)
答案用紙の使い方 ほぼOK→ただし、いわゆる「2ページ目」から書き始めてしまっている人がいました。


【その他(少数の方しか該当しませんが、気になったもの】
あくまでも法律論として述べてほしい
 ⇒「問題文に○○と書いてあるから」という解答はやめること


上記内容はTwitterに投稿済みです。
 ハッシュタグは #ronkisoyuasa
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