こんにちは。
ツルカワです。
鎌倉 材木座cafe での展示
「はるのきおく」
昨日、無事終了しました。
おいでくださったみなさん
また、「行きたかったよー!」の声をくださったみなさん
本当にありがとうございました。
おいでくださった方はもちろん、
そのお気持ちだけでもどんなに嬉しかったことか。
そこで、「はるのきおく」のきおく、
をとどめたく
またおいでいただけなかった方に見ていただきたく
今日は展示の様子を。
その雰囲気を味わっていただけば幸いです。
カフェの片すみをお借りして
5編の詩とそれにともなった
アクセサリーを展示しました。
詩は
本をイメージした展示方法に。
ぺらっとめくっていただくと
タイトルが見える仕組みです。
詩の装丁も古い本のイメージで印刷。
それでは
ツルカワの5編の詩と
塩原さんのアクセサリーを
それぞれごらんくださいませ。
「ただ、それだけのために」
誰をも魅了する、
鮮やかな色をまとった蝶々の群れ。
誰のために装うのではない。
自らのために装うでもない。
ただ、いのちを謳歌するがために、
それだけのために、舞う。
それが、それらを形創ったものから
与えられた使命。
「少女の時代」
懐かしい少女たちの時間。
野に出て花を摘み、束ね
お互いの髪に飾りあったり。
その季節を少女たちは
心ゆくまで楽しむべく
おしゃべりし、ふざけあう。
そんな時間を閉じ込めたような、
小花の花束。
「一瞬」
湖のほとりに、一輪の花が咲いた。
花は水面にその姿を映し続けた。
やがて、花びらは、はらりと、
水面を流れて行った。
一瞬だけでも、
この宇宙の時の流れを
止めることができたなら、
そんな愛おしい時間を、
閉じ込めることができたなら、
目に映るのはこんな風景かもしれない。
それは、しあわせの記憶。
「永遠」
四季を超えて空間を自在に浮遊した
一匹の蝶々がいた。
冬、鮮やかなその翅は霜に包まれ、
いつしかその身は白く凍りつく。
しかし、どこまでも真白く
透明な存在として、
手に入れたのは永遠の輝き。
季節は巡り
春の陽を浴びて白く輝くその翅。
人はその姿を見て
哀れに思うのか、
または美しさを見出すのか。
それはそれを手にした
あなたにしか分からない。
「白い微笑」
天のいたずら、季節外れの淡い雪。
色づき始めた花びらに、
木の葉に、白い模様がうっすらと。
しかし、忘れかけていた季節に戸惑いながらも、
そのつぼみを閉じることは、もうできない。
寒さに震えつつも、凍えつつも、
むしろ楽しげに、
白い衣を身にまとい、
誇らしげに微笑みかける。
どうでしたでしょうか?
ことばと
アクセサリーのコラボレーション。
会場の片すみの
キャビネットのなかには塩原さんのアクセサリーを販売。
これもまた好評でした。
運命のネコアクセサリーも。
空間は春をイメージし
白とグリーンを基調にしてみました。
そして
カフェのテーブル席には
今回の展示をまとめた
冊子を
オーナー様のご協力でおいていただきました!
コーヒーでくつろぎながら
これを手にしてくださるお客さんも多く…
嬉しかったです。
感想ノートにも
沢山のことばをいただけました。
本当にありがとうございます。
ただただ
今は感無量です。
みなさん
そして
材木座cafe のオーナー小松様
本当にありがとうございました。
わたしたちにとっても
かけがえの無い
2013年
はるの「きおく」となりました。
感謝。
(最後に記念撮影。向かって右が塩原さん、左がツルカワです)
材木座cafe では
まだまだ展示アーティストさんを
募集中とのことですので
ぜひ、興味を持たれたら
お問い合わせください!
本当にここで展示することが出来て
しあわせでした。
ツルカワでした!