菜畑さんも変てこなものを買ってきたものだと最初は思った。しかし初期設定の色々な操作を見ていて、そのインターフェースの素晴らしさに腰を抜かした。本体にはマウスが接続されていて、マウスを動かすと画面上のポインタが動くではないか。
そして画面に配置された小さな絵(アイコン)にポインタを合わせてマウスでダブルクリックすると、画面にパッと新しいウィンドが開く。なんとわかりやすく、使いやすいパソコンだろうと驚愕した。仕事で使っているDOS-Vのラップトップとは使い勝手の良さが雲泥の差だ。
この時初めて出会ったのは恐らくマッキントッシュ SE だったのだろう。2機の3.5インチ フロッピーディスク ドライブが内蔵されていたので値段は40万円くらいか。ワープロも表計算もソフトウェアがインストールされていたし、ちゃんと日本語も使える。マッキントッシュらしく描画・音楽その他の遊び心たっぷりなソフトがてんこ盛りに入っていた。
壊すといけないので専ら菜畑さんが操作するのを横で眺めるばかりだったが、これが本当のパソコンというものだ、と確信を持った。赤貧の身だが、いつかはマッキントッシュを手に入れたいものだと強く願った。
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