この時期、日銀は公定歩合を8月30日にも0.75%引き上げ年6.00%とし、大蔵省は金融機関の不動産融資を抑制する「総量規制」を継続、バブル潰しが続いている。金融マーケットは年初からの大荒れが続いており、その影響もあってか9月には大きな組織変更と人事異動が行なわれた。
衝撃的だったのは、金融先物デスクを率いてきた芹内上席調査役が札幌の営業推進部へ、また菜畑さんが東京営業開発部に異動となったことだ。金融先物デスクは周防さんと私で切り回して行かなくてはならない。
また組織としては資金証券本部が廃止され、金融先物デスクは円資金グループから国際部へと所属が変わることになる。
そうした組織大改編はあらかじめ予想されていた。よって12日には資金証券本部による「東京湾グルメ・クルージング」が行なわれた。これはパーティー専用クルーザーを貸し切り、東京湾・お台場・隅田川・豊洲などの夜景を眺めながら、ビュッフェ料理とフリー・ドリンクを堪能しようという企画だ。これは事実上の資金証券本部解散式である。
お約束通り若い者が幹事をさせられるので、私もビンゴの司会進行をしたりして、自分が楽しんでいる暇はなかった。参加者は約130人で、よくも集まったものだ。新型コロナウイルス危機の時代となってはこんな行事は当面は夢のまた夢で、期せずして良い思い出となってしまった。
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