5月2日 №87
こんにちは。
姫路・加古川を中心に
木にこだわった家づくり
笑顔の家族製作所のカントクです
昨日、大工の棟梁と打ち合わせしました
世間話もしながら、色んな話をした。
その話の中で現場での材料の話になった
棟梁はウチだけの仕事してる訳ではなく
ハウスメーカーさんの仕事もやってる
ワイも勉強のために、自分のトコでも
参考に出来ないかと思って
色々メーカーさんの現場の事を聞いてみた
棟梁の現場が進んで行くと
材料が減って行く・・・
当たり前である。材料使わんと
現場は進まへんからね
そうなってくると工事は終了したのに
材料が残ってる場合があるらしい・・・
そんな場合は・・・
全部
捨てるんです
!!!!!
前にもそんな事はブログで書いたんで
捨てる事はある程度知っていた
→以前書いたブログ
昨日、詳しく聞くとわざわざ大きい材料は
大工さんが小さく切り刻んでるらしい・・・
そやから材料余ってくると
棟梁もイヤな思いになってくるんやって
当たり前じゃ
!!!!
棟梁の家を建てる腕は
材料をムダに捨てるために
あるんやない
むしろ逆や
材料をムダなく工夫して
使ってもらう大切な経験と
腕前を棟梁は持ってる
聞いててだんだん腹が立ってきたけど
もっと詳しく聞いてみた
よく聞いていくと・・・
メーカーさんは現場監督とは別に
積算の人間がいるらしい・・・
その方は朝から晩まで毎日、
図面から材料の数量を計算
する事しかしない
その計算された数量を現場監督が
発注して、余ったら捨てて行く・・・
ちなみに積算された材料の数量で
原価計算はされているので
捨てたからと言って損する訳でない
現場監督もそんなん知ってるし、自分の
財布は傷まへんから平気で「廃棄」の
指示を棟梁に出す
積算者も現場のそんな事は知らないんで
いつまでたっても成長せずに、余るほどの
材料積算を続けて行くし、余った責任も
問われない
現場にはイヤな思いしか残らない・・・
おいおい
!!!!
メーカーさんよ
!!!!!
以前ハウスメーカーは人が多くなるから
価格も高額になるって事を言いました
→そん時のブログ
こんなデタラネな積算者の給料も
乗っかるから建物が高額に
なるんじゃないんですか
ほんで高額になったらお客様に
限度いっぱいのローンを組ませて
あとは放っとくんですか
→そん時のブログ
昨日、棟梁に言いました
うちは材料をワイが計算するけど
少ないくらいで現場に入れます
もし足らんと思た時に早めに言うてね
後からその分を持って行きますわ
ちょっと熱くなってしもたけど、
「利益があるから」とか
「損してない」とかではなくて
普通に人として・・・
もったいない
事はするな
日本人の大切な志です
うちは材木屋がしっかり材料の
管理もする情熱建築です
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました
モデルハウス「ルクール・メゾン」
株式会社 タカモク
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