提出物が出せず  見通しが立てられない 息子に混乱したのは 元学級委員の母

そんな息子との中学時代から成人するまでの闘いの記録です。

総括しながら泣けてきます(自分が間抜けで)

お時間ありましたら最初からどうぞ



さて


それはたしか中1最初の期末試験

理科のテストはたしか初めてでした。

チリ先生のお陰で息子が全然アンパイじゃないことに気がついていた私は  もうガチで試験勉強の監視です。


明日のテストは何?


数学と理科


そーなの  理科のノートは?(数学は華麗にスルーするド文系の母)


?無いよ?


ど、どうして?


なんか僕さぁ   どうも理科は向いてないみたいなんだよねー   


だから理科は








捨てることにしたよ





はい?






あのね 大学生とか高校生のおにーさんが古文捨てたわ とか言うのはそれなりに計算していて 帳尻合うようになってるわけさ  義務教育の中学生が最初っから理科のノートも取らずに捨てるってことは単純に「理科のテスト」を捨てるって事じゃなくて







君の人生を捨てるって事なんですよ!



それから大急ぎで  小学校時代からのつてでノートをコピーしてもらったんだけど


これがまた  惚れぼれするような良いノート


先生の余談までメモしてあって 私がこれを覚えて試験受けたら満点とれるわ と感心しました。


だから小学校あがりがダメなのではなく  息子の個人的な問題なのです。


今思えば

期末テストは色んなものを明るく躊躇なく捨てていく息子と必死で息子の捨てたものを拾って詰め込む母の長い地獄の始まりだったのでした。



中2になると ふざけることに命をかける友達も増えて テストの赤点も笑い取ったお手柄みたいに間違った解釈が登場し始めました。

そんなわけで 地獄のバリエーションも更に増えていくわけです。




もちろんつづく