こんにちは、となりのカウンセリング石巻の佐々木です
ブログを読んでくださりありがとうございます
今回は前回書いた【なぜ妻は小言が多くなるのか①】の続きを書いていきます
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妻に小言が増える理由としては❝あれこれと考えているから❞です。
妻は育児や仕事をしながら、いかに効率よく家事をこなすか、自分の時間を持つかなどを考えています。
特にお子さんが小さいうちはいつまでもダラダラと家事を何度も何度も繰り返していたら、子供に目を向ける時間が減ります。
逆に子供にばかり目を向けていては家事が進まず、タスクがどんどん溜まっていきます。
どちらが起こってもリスクでしかありません。
そういったリスクを回避するために考えるようにできているのです。
ここで注意していただきたいことは、夫が何も考えていないという訳ではありません。
ただ女性の脳の方が男性よりもマルチタスクが出来る造りになっているだけなのです。
女性の脳は男性に比べて右脳と左脳との連絡がスムーズに行うことが出来ます。
右脳と左脳の連携がスムーズという事は、簡単に言えば行動しながら考えることが出来るのです。
例えば、畳んだ洗濯物をしまう時、「これとこれもついでに持って行って、洗面所寄ったら洗剤を補充して、戻るときに〇〇して・・・」と行動しながら考えていることが多いです。
その方が効率がいいですし、限られた時間の中で家事をするには時間の短縮にもなります。
一方男性は「洗濯物を畳んだらそれで終わり。畳んでタンスに片づけて終わり」です。
それで夫の与えられたタスクは❝終わり❞になるのです。
だから「〇〇行ったらなんでついでに〇〇してくれなかったの?」などの小言を言われてしまうのです。
また、上記で女性はリスク回避をするために考えていると書きましたが、女性はリスク回避力が男性に比べて高いと言われております。
これは、女性の方が子孫を残すことを第一に考えているからです。
基本的に生き物の目的は子孫繫栄です。
女性は10カ月も自分の体の中で赤ちゃんを守りながら育てていきます。
そして赤ちゃんが生まれてからも育てあげ、成長させることを最優先として考えます。
危険なことやリスクを回避しなければ、子供を育て上げることが出来ないからです。
例えば、お皿が汚れている状態はカビや菌の繁殖を恐れるため、妻は「不衛生」と感じます。
他にも床に脱ぎっぱなしの靴下や物が落ちていたとします。
これらも「子供が口に入れたら汚い。病気になるかも」「つまずいてけがをしたら危ない」などと瞬時に考えるのです。
夫にとっては取るに足らないようなことでも、妻にしてみればリスクでしかありません。
そして妻と同じようなことを夫に求めても、脳の作りが違うので夫はストレスを感じますし、そもそもスムーズにできないでしょう。
妻から小言を言われたくない。
そう思っている夫は多いでしょう。
しかし妻もまた夫に小言を言いたくない。
と思っているのです。
妻は小言を言う前に少し立ち止まって考えてみてください。
この言い方をしたら、夫はどう思うか?
夫に自分のルールを押し付けていないか?
そして夫は小言を言われても反論をせず、自分の行動がどうだったかを考えてみましょう。
妻が小言を言ってしまうような行動をとっていなかったか?
自分にできることは何か?
などを少しずつお互い考えていくといいかもしれませんね。
小言で夫婦関係が悪化することもあります。
お互い自分の主張ばかりをせず、お互いを思いやる気持ちが大切です
となりのカウンセリング石巻では夫婦カウンセリングを行っております。
感情的になってしまう。
妻・夫とのかかわり方を知りたい。
という人たちのために心理療法を用いてカウンセリングを行っております。
また、心理学やカウンセラー育成講座も行っております。
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