山大よ、私は帰ってきた
山形大学人文科学部人間文化コース合格
東北学院大学人間科学部合格*2
去年の共通テスト爆死事件から1年。
二次だけなら絶対に負けないのに、共通テストというクソテストのおかげで涙を飲んだあの日から、この勝利を勝ち取ることを私の目標にしていた。
そう、生徒以上に、私がどうしても勝ちたかった。
薬剤師から心理学へ
理系だったのが、突然の文転。
英語と数学サポートしてもらえれば、あとはスタサプでやると言うのでやらせてみたんだけれども・・・・・・・・
自分でやると言ったどの教科も・・・・・・・・・・の状態。いや、これどう考えても無理でしょうという状況になり、金はかかるけれどもフルサポートモードへ。
数学を数学Ⅰだけにして負担を減らしたり(理系だったのに数学が出来ないorz)、全く出来ない日本史をゼロから教える羽目になったり。
挙げ句の果てには、物理基礎まで予算が回らないので、私が物理基礎をゼロから勉強して教える羽目に。開口端補正なんて言葉、初めて知ったよw
予算の許す限り講師を投入して、足りないところは私が頑張って、どれだけ授業組むのよというレベルでサポートをした。
ところがこれだけやっているのに、なんで成績が伸びないのだろうと思った。
日本語かよ
絶望的に日本語が出来ないのだということがようやく発覚。
点を落とす理由の一つが、
・日本語が読めていないので設問の意図や指示を取り違える
・リード文が何を言っているのかわからない
というところにあると突き止めた。
いや、これ、駄目だろう
こうなると、普通ならこのペースで伸びるはず、が通用しない。何せ基本的な日本語が足を引っ張るので。
私のイメージならここで3馬身は詰められるはずが、1馬身半しか詰められないとか、とにかくジリ脚。
その上、一次の配点比率が圧倒的に高い山大なので、共通テストで失敗することは死を意味する。
しかも二次は国語のみ。
共通テストでとにかく1点でも多く稼いで、二次の記述国語は共通テストが終わってから何とかするしかないと割り切ることにした。
まさかのD判定
共通テストはアホなミスがいくつかあって、そこをミスらなければ7割を超えたのだが、ギリギリ6割台。
それでもとにかくAに近いB判定だったので、普通ならこれで落ちることはない。普通ならば。
ところがドッキング判定を見てみると・・・・・
D判定???
記述模試E判定
いや、この結果は破壊力ありすぎ。
その上滑り止めの学院は一回解かせて後は本人任せでいこうと思ったら、なんと50点台しか取れないし
まさかの東北学院大対策をやる羽目になって、さらに山大対策は遅れる事態に。
実質4週間弱の突貫工事で、記述国語を書けるようにするというもう、Mission Impossible状態。
主語と述語は対応していない。目的語や主語がないから何を言っているのかわからない。そもそも答が設問に対応していない。
その上、出題傾向が変わったおかげで過去問が少ない。さらに難易度が上がっていて、なかなかの歯ごたえがある。
東北大、北大、新潟大などを中心に解かせながら、とにかく正解に近い△をどうにか書けるようにして送り出した。
選択問題をパーフェクトに解いて五分五分の状態。正直言えば勝率4割だと思っていた。
でも、あのまま突っ込んでいれば勝率は1割以下だったと思う。
自分で言うのもなんだけど、この一ヶ月は本当に頑張ったと思う。しばらく国語は見たくない。一応、やれないことはないけれども嫌いなんだよ。珍しく、自分で自分を褒めてあげたい。
実は推薦も出してはみたのだけれども、正直、点数が足りないと思ったし、なによりメダカをシロナガスクジラにしたエントリーシートなので、本物には絶対に勝てない。
今日を迎えるまで、生きた心地がしなかった。
この一年、本当によく頑張って勉強をした。
大学に行って、自分の夢を叶えてください。
合格、本当におめでとう。