「先生、前に言っていた協賛金って、今でも出す気ある?」
アルトサックスがいきなり聞いてくる。
あぁ、つまり、財政的に苦しくなったのね。
「今まで協贊してくれていたところのうち、20件にも今年断わられたらしいの。協賛を集めなければならなくて、私、協賛の係なんだ。」
「で、いくら出せばいいのよ。」
「一番小さいので3000円、中ぐらいで5000円、一番大きいのが10000円。」
「広告の期限は?」
「2月末ぐらい」
「3000円だ。広告作っている暇がない。2月といえば、高校受験とお前たちの定期テスト対策で死にそうなのはわかっているだろう。」
という話を、先日していたのだが・・・・・・・・・
「先生、今日、協賛の紙持ってきたからハンコある?」
「で、ハンコ押せばいいのか?」
「で、いくらにする?」
「3000円だろ?」
「本当にそれで良いの?」
「もっと、出せってか?」
「私が居るときだけでいいからさ。来年からは3000円でいいから」
「だから、広告作っている暇無いって言っているだろう」
「え~、本当にいいの~」
「わかった。5000円で妥協しろ。それ以上は出さんというより、広告作っている暇が本当にない。」
というわけで、アルトサックスに5000円むしり取られることが決定しました。
絶対に、広告作成をアルトサックスには手伝わせてくれる。
私が基本的に美術がダメなのを知っているだろうに。
宮城仙台杜の都のプロ家庭教師 藤川先生
「寺子屋」始めました。
「ふつー」じゃないけど、楽しく勉強。
「塾・学校で困っている」、「今の家庭教師が合わない」方、ご相談下さい。