『リハビリとは、人の生活をみてナンボ』
これまで理学療法士として、YMCA米子医療福祉専門学校の恩師である作業療法士 傍島貫先生(故人)の教えを忠実に守ってきました。
当たり前のことですが、人の生活の場は『家』であって病院ではないのです。
僕は、中学生の頃に交通事故で3ヶ月ベッドの上で過ごしました。
ストレスから拒食症になってしまい、何を食べても吐き出してしまうようになりました。
「何でも食べたい物言いや。」
母親に迷惑をかけたことを思い出します。
半ば強引に退院して家に帰り、大好物の『すき焼き』を食べたらウソみたいに治りました。
僕が提供するリハビリには『お買い物』があります。
要介護度Ⅱの「オカン」
無償で提供するため「何でも好きな物買いや」
と言われますが(笑)
要介護状態になり、自由に一人で買い物にも行けない方をお買い物に連れて行く。
「事故にあったら、どうするんですか!」
ケアマネジャーさんにはよく怒られました。
「本人も御家族も喜んで下さってますよ。自動車保険にも入ってますから。」
『人の生活をみる』とは、人の幸せを考えることだと思っています。
でも『幸せ』は他人が決めることではありません。
これをすれば、喜んでくれはるかもしれない。
これが出来れば、幸せなのかもしれない。
全部「かもしれない」です。
人生の終末に寄り添わせて頂く仕事ですので、これまで最後に「センセのおかげで…」という言葉を沢山頂いてきました。
未だに確信はできませんが、やっぱり僕の仕事は人のお役に立ててるのかもしれません。