R-birthの革ジャン-2-
年内に発売予定のR-birthオリジナル革ジャン。
解説blog第1回はこちら
https://ameblo.jp/r-birth/entry-12629333258.html
ありがたいことに先日のblogからお問い合わせ頂いておりますが、発売時期や価格、サイズなどについてはこちらの連載blogの終盤にてお知らせいたします。もうしばらくお待ち下さい😊
さて前回は開発しようとした経緯についてのお話でした。
今回は「革ジャン」というアイテムの歴史について触れようと思ったのですが、この辺はけっこうどこでも紹介してますのでここで同じ話をしてもつまらないので、今回はR-birth、つまり私目線での革ジャンの話をしてみようかと思います。
※革ジャンとブランドなどの基本的な話については、「理由なき反抗、マーロンブランド、50s」とかで検索すると良いかもしれません。
さて私と革ジャンの出会い。
最初に意識をしたのは小学生くらいの時に見たブルーハーツやラフィンノーズといった日本のパンクバンドや少年漫画の世界でした。
ブルーハーツでも初期から着用しているイメージですが、中期から後期にかけてのヒロトさんはUSタイプのダブルライダース革ジャンを好んで着用しているようです。(写真下、50sあたりからアメリカで産まれデティールはフロントに大きなバックル、左右見頃3カ所のスラッシュポケット、腹部にコインポケットなどのディテールでバイク乗りのために開発されたのでアクションを重視してのやや太めのつくり。昔からよく見る王道の革ジャンといえばこちら)
この頃のヒロトさんのschott社のダブルライダースの着方がかっこよかった。だいたい細いジーパンにドクターマーチン、その後のハイロウズでもやはりschott社のダブルライダースを着用しています。
その後にルイスレザーに代表される俗に言うUKタイプの革ジャン(写真下、通称ロンジャン。USタイプと比べるとやや全体的にタイトな作り。60sくらいに開発された?70sあたりからTHE CLASHなどのUKパンクバンドが着用していたUK独自のディテールを取り入れたダブルライダース。パンクスの鋲ジャンの元になることも多い。中でも代表的なものは、両見頃にタテヨコに配置された4本のジッパー、引き手の形状はボール形、サイドベルトが左右に2つずつ)
も着用、現バンドのクロマニヨンズでもよく着用してますね。
そしてラフィンノーズ。
革ジャンはほとんどの歴代メンバーがよく着用してますが、中でもやっぱりチャーミーさんは今でも目がいってしまいます。
このあとも時代によって鋲ジャンだったりノーマルのまま着こなしたりもしています。
PUNK好きなら誰もがこの辺りよく見てると思うのですが、洋楽や革ジャンのルーツについてはまだまだ知らない小中学生時代。どれがどれとかあんまり差なんてわからないけど、革ジャンのかっこよさはとにかく「これがなくちゃ話にならない」なんて思うくらいでした。当時はガキンチョでバンドすらやったことないのに笑
さて、同時期にこちらの文化も。
少年漫画誌からまずは王道少年ジャンプで連載されていたBOY。作者の梅澤氏が大のロック好きが作品から熱いくらい伝わって参りますが、主役クラスのファイヤーガンズの一条誠クン。彼はおそらくUSタイプ、そしてUKタイプも着こなしております。写真の金髪の時はいきなりディテール細かくUKタイプ着用していて、お!と思った記憶があります。
渋谷のチーマー時代を背景に主人公TOKIOが革ジャンを羽織りたたかうバトル漫画。劇中ではナイキのハイカットバッシュに合わせたりしていて登場人物の80年代後期ファッションがカッコ良い。エリの形状からシングルタイプ革ジャンと思われる。
TOKIOを除けば、憧れはほとんどダブル仕立てのライダースを着用しててダブルライダースがとにかく欲しくなって悶々とした中学時代を過ごすことになります。。
あ、中1くらいの時にお年玉でダブルの革ジャン買おうとして、オカンにアメ横連れてってもらったのですが、現場で不良になるからやめろ!って言われてGジャンに泣く泣く変更された事を今思い出しました笑
R−birth、すなわち私が革ジャンについて特別な思いがあるのはわかっていただけたと思います。
さて次回はもう一歩進めて、革ジャンについてR-birth視点でのお話を進めてみようと思います。年内発売に間に合いますように…!