2012年11月25日(日)
第二回大阪マラソン(大阪府、大阪市、大阪陸上競技協会主催、読売新聞社共催)が、開かれ、約15万5千人の中から抽選で選ばれた国内外の約3万人のランナーが、晩秋の大阪市内を駆け抜けた。
とは、読売新聞特別号外の書き出し。
男子優勝はセルオド・バトオチル(モンゴル)2:11:54
女子優勝はリディア・シモン(ルーマニア)2:33:14
そして、シゲカン(日本)は4:33:06
スタートして、しばらくは混雑で思うように走れない。しかし、走力に自信のないシゲカンはそれがちょうど良いウォーミングアップでした。
流れに乗ってゆっくりと進み気が付くと5km地点の給水ポイントが見えてきました。
ここには大塚製薬のアミノバリューのコップが用意されていて、元気なボランティアの若者たちが手渡ししてくれました。
そして、大塚製薬社員の香織さんもスタッフとして応援してくれていました。
ハイタッチで、分かれて調子よく進むと、左手に3時間半のペースメーカーがビブスを着用して走っていました。
無理をしないで着いていけるペースである。
少し甘い期待が頭をもたげてきたが、いやいやそんなはずはないと思いなおす。
10km、15km、だんだん脚が妖しくなってきた。
勝手にタイムが悪くなってくる。
昨年走った時には気にならなかったが、北に向かう御堂筋はわずかに上っていることが脚の重さで分かった。
タイムの悪さを上り坂の責任にして、何とか南へ向かう御堂筋でタイムを取り返す。
しかし、自分ではわかっていました。今日は4時間切れないかも・・・。
20kmにまだ届かないうちから、あちらこちらに支障が出てきた。
尻の筋肉が張ってきた。ハムストリングも疲れている。
ここは、逆に良いフォームで走れている証拠だなぁ。と良い方に考えることにした。
それでも過去の経験で、ハーフの距離を通過するときに、ラクラク走れている状態でないと絶対に30km過ぎたらガックリとペースが落ちることを分かっていました。
それで行くと今日は最悪。
ハーフ通過タイムが1:48:16
二倍すると3:36:32
そんなに甘いはずは無い。
ここからがはガタガタと音を立ててタイムが崩れていくようでした。
最後の35kmから40kmまでの5kmのタイムは50:38掛かってしまいました。ほとんどウォーキングです。ウルトラマラソンのタイムを見るようです。
南港大橋を超えているとき、自分が情けなくて涙が出ました。
リンママに売れない店の留守番を頼んで、自分の好きなことをさせてもらっているのに、あれこれ理由をつけては練習をサボり。練習が出来ていないことを理由にして最近の成績が良くないことの言い訳にして。
そんな自分が情けなくて、キャップの庇を目深にして、泣きました。
今まで何十回とフルマラソンを完走して、ウルトラマラソンも6回走り、それでも一回も感動したり、苦しかったりして涙が出るようなことはなかったのに、初めてでした。ゆっくり走りすぎて暇すぎたのかなぁ。多分。
次のフルマラソンの予定は三月三日の篠山マラソン。
次こそはこんな情けない結果にならないように、練習頑張りますので見ていてください。
40km通過タイム 4:13:50
42.195kmタイム 4:33:06
もちろんシゲカンの場合はグロスタイムです。