高知から東京へ戻る手段はいくつかある。単純に飛行機やJRで瀬戸大橋、岡山経由で新幹線というパターンもある。何なら、高速夜行バスでということも可能だ。だが、今回の旅ではいくつか乗ってみたい高速バスの内で東京~和歌山間を走る『サウスウエーブ』号に乗車すべく、徳島から和歌山へ南海フェリーを利用して移動する。
徳島駅。駅ビルとしてはJR四国管内で一番高いそうだ。ま、JR四国の駅ビルは徳島ぐらいじゃなかろうか。駅ビルにはJRホテルクレメント徳島があり利便性は良さそう。
駅前のバス案内図。ほとんどのバスが駅前から発着しているので大変便利。『マイフローラ』号などを運行している海部観光バスは駅前には入らす、徒歩3分程度の距離にある案内所「海部観光BUS OASIS」で対応している(降り場は別)。
南海フェリーが出港する徳島港へは路線バスが出ている。この看板はフェリーの時刻表。バスの時刻表は右上に掲示されているので要確認。
徳島駅から約25分で徳島港に到着。
そのままきっぷ売り場へ。
きっぷ売り場。私は片道の徒歩乗船なので、窓口ではなくすぐ右側にある券売機(ピンク)にて購入。
フェリーの時刻表と料金(2014年10月時点)。結構頻繁に便があるように思える。今回、船内にグリーン席があるとわかり、ここで購入しようとしたが当日販売は船内売店のみで、事前予約販売は1か月前から乗船前日正午までとのこと。
南海フェリーのマスコットガール。「南ちゃん」と「海ちゃん」かなと適当に考えたが、調べるとちゃんと名前があった。HPから抜粋すると、左が「阿波野 まい(あわの まい)。和歌山生まれ、徳島育ちの高校2年生。小学校3年生のときに徳島へ」来たそうだ。右が「高野 きらら(たかの きらら)。和歌山生まれ、和歌山育ちの高校2年生。まいとは幼なじみ。まいが徳島に行った後もメールで親交を深め」ているそうだ。二人はこの後船内でもよく見かける(学校行けよ!)。
乗船時間となり、待合室から船へ。
ブリッジを渡り船に乗り込んで振り返る。さよなら四国。
乗船口真横の船内売店(案内所)でグリーン席のきっぷを購入。
グリーン席の予約はできるが、座席の指定は出来ないとのこと。
グリーン席は乗船口や売店、一般座席と同じ階(B甲板)にあり、一番船首側にある。
グリーン席は18席。
1人掛けシートが2席ずつ並ぶ。
深めのリクライニングとフットレストが用意されている。
収納テーブルもあり、普通席との差別化は図られている。別室なため、静かな環境を好む方には良いだろう。
グリーン席横には専用のラウンジコーナーもあった。
<つづく>