<海部観光『マイフローラ』>
【東京駅~津乃峰(阿南)】
今回の旅は3泊4日(車中泊あり)で
その始めに大きな目的があった。
それが海部観光の『マイフローラ』に乗ること。
日本一豪華な夜行バスとの評判で以前から気になっていたが、
丁度大阪に用事もあり、四国・九州の乗りつぶしもあったので、
利用してみる事にした。
このバスの一番の特徴は海部観光のHPにも載っているとおり、
“2列個室仕様幅広ゆったりシート・豪華トイレ付き(定員12名)”。
通常の大型バスを改造した左右1列各6席の計12席の予約定員制で、
東京と徳島県南部の阿南市津乃峰まで毎日運行している。
“席”というより、“個室”といった方がいいのかもしれない。
マイフローラは長距離路線バス(いわゆる高速バス)ではなく、
旅行代理店が貸切バスを借り上げて人員の輸送を行う
募集型企画旅行商品(いわゆるツアーバス)である。
実は私は今までツアーバスを利用したことがない。
理由はやはり高速バスと比べると信頼性が薄く感じるのだ。
昨今、様々な事故が起きていたりして、どうも乗り気にならなかった。
でも今回利用してみて、自分の先入観は見事に覆された。
乗り心地満点の『マイフローラ』号を簡単に紹介します。
東京駅八重洲口正面のヤンマービル前(京都館の前)、
20:45にマイフローラ号がやってきた。
20:30頃から乗車確認が係員によって行われるので、
バスに乗るときには名前と荷物の確認程度で大丈夫。
座席はこの時運転手さんから教えられます。
車両は三菱エアロクイーンで
ナンバーは“フローラ”に因んで“87-39(花咲く)”なのかな?
因みに徳島までは約9時間、運賃は¥13,000-。
同じく海部観光の4列シートのバスだと¥6,000-です。
車内は総カーペット敷きで土足厳禁です。
その為、入口のステップにて履物を脱いで車内に上がります。
履物は運転手さんが下駄箱にしまってくれます。
席はこんな感じ。
通路や前後は木製のパーテーションとカーテン、
幅広の大型リクライニングシート。
低反発の腰当も付いてます。
座席の前にはTV(イヤホン付)があり、
電波状況次第ですが地上波・BS、映画が見れます。
背面を倒すとこんな感じ。
予想以上に深く倒れます。
座席後ろの方を気にする必要は全くありません。
勿論、フットレストも装備。
足元は深く、広い空間のために十分に足を伸ばせます。
窓側足元にはコンセント。
ちょっと圧迫感のある前面のパーテーションですが、
寝てる際には気になりませんでした。