九州バス旅 2 (ごかせ号①) | Qの乗りつぶしニッポン

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日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

AM9:10、福岡空港に到着。

 

何度もお世話になっている『SUNQパス』。このパスだと九州島内と下関エリアのほとんどのバスに乗車できるというバス旅には大変ありがたいパス。予約座席制の高速バスなどは事前予約にて座席指定が必要だが、空いていれば乗車も可能で運賃も予約料金はかからない。因みにこのパスは2015年3月から『WEB SUNQパス』としてスマホ対応もしている。この時のSUNQパスは乗車の5日ほど前に京王の新宿高速バスターミナルにて購入したものだった。

 

福岡空港から地下鉄で移動し、博多バスターミナルへ。で、この辺りは色々とバタバタしており、何の写真も撮っていない。

 

AM10:00、博多バスターミナルを出発。今回の旅で最初に乗ったバスは福岡~延岡を結ぶ「ごかせ」号。

 

福岡市内を走るバス車内。昼行便でも独立3列シート。ありがたい。

 

バスは九州自動車道を南下する。向こうに九州新幹線が走行中。

 

緑川SAで休憩。バスは西鉄の車両でした。現在のごかせ号は手前の嘉島JCTから九州中央自動車道、国道455号線を通り山都町へと進む。

 

バスは松橋ICを降り、国道218号線を東へと進む。周りはタバコ畑。熊本県は葉タバコの国内生産量1位で約16%のシェアを誇る。因みに2位は青森県。

 

宇城市から隣の美里町に入ってきても、葉タバコ畑が見られる。木々に隠れた建物は美里町役場の中央庁舎。

 

美里町の名所は、陽の当たり方によってハートマークが出現する「二俣橋」と日本一の石段(3333段)。

 

小筵(こむしろ)交差点には石段を模したオブジェがあり、石段へはこの交差点から車で約10分ぐらい。ただ、階段を登り切った先には山の上の展望台(隣の八代市に入る)しかなく、途中自販機などはないのでかなりしんどいらしい。二俣橋はこの交差点から約500mほどの近くにあるので、時間が合えばハート形が見られるだろう。

 

今は亡き「エブリワン」。九州(特に熊本や鹿児島)を中心としたコンビニチェーンで、現在はファミリーマートに吸収された。このコンビニのある交差点から国道445号線と重複区間となる。

 

緑川に架かる霊台橋を渡る。この橋のすぐ下流には石造りの旧霊台橋があり、日本最大の石造単アーチ橋として国の重要文化財となっている。上流に見えるのは発電用の船津ダム。

 

美里町の物産館「よんなっせ」(寄ってらっしゃい、の意)の横を通る。

 

山都町に入り、国道445号線との重複区間も終わり、山都町バス停に到着。水道橋として有名な通潤橋はこのバス停から約900m程南にある。

 

芙蓉が綺麗に咲いている。

 

山都町の東の端、馬見原地区。昔は熊本市と宮崎県延岡市を結ぶ日向往還の主要な宿場町で、昔の方がかなり栄えていたようだ。奥に見えるのは山都町立蘇陽南小学校で、この写真の裏手には“九州のへそ”と呼ばれるモニュメントが設置されている。

 

馬見原は宮崎県との県境に近く、歩いて5~6分で宮崎県五ケ瀬町に入る。このすぐ先の馬見原交差点から国道265号線を経由して30分ほど南下すると日本最南端の五ケ瀬ハイランドスキー場がある。ここのTVCMは結構有名で、YouTubeで見ることもできる。

 

<つづく>