鋸山で地獄を見る 上 | Qの乗りつぶしニッポン

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日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

2日前のブログで「筑波山ロープウェイより鋸山ロープウェイの方が東京に近い」的なことを書いたのだが、その当時(2014年)の道東周遊旅の1週間前に鋸山に出掛けたことを思い出した。データを探してみたらあったので、ちょっと書いてみる。

 

JR内房線の浜金谷駅。ここが鋸山への最寄り駅。特急は停まらないので各駅停車にてひたすら房総半島を東京湾に沿って南下する形だ。因みに、この駅は千葉県で一番西にある。

 

浜金谷駅の近くには金谷港があり、ここから三浦半島の久里浜港へと東京湾フェリーが結ばれている。

 

また、“関東ふれあいの道”と看板があり、ハイキングコースなのだろうか案内がされていた。しかし、距離しか書いておらず時間がどのくらい掛かるかは不明。恐らく山登りの時間が問題なのだろうが、余程健脚な方でない限りはハイキング気分での登山はやめておいた方がいいと思う。かなりしんどいのだ。

 

駅辺りから見える鋸山。標高約330mで凝灰岩から成る山は良質な石材の産地として江戸時代から採掘されている。鋸山にある観光名所もその石切り場の跡を利用したものだ。

 

さて、浜金谷駅から徒歩8分ほどで鋸山ロープウェーの山麓駅に辿り着く。ゴンドラを見ると、京成グループということがわかる。ゴンドラ自体は筑波山ロープウェイ(こちらも京成グループ)と同じCWA社製。定員は41名、所要時間は約4分で15分間隔の運行となっている。

 

出発。

 

目の前は東京湾。手前の港は浜谷漁港、右手奥に見えるのが東京湾フェリーがある金谷港。

 

東京湾の向こうに三浦半島が見える。

 

反対側のゴンドラとすれ違う。もう一台は黄色。

 

岩肌が見えると結構荒々しい山に見えてくる。

 

左手に金谷港、中央下部にJR内房線の浜金谷駅が見える。

 

ロープウェーで山頂駅に到着。山頂駅の展望台から眺めを楽しむ。まさに“ヤッホー選手権”をしたくなる、そんな景色でもある。展望台には石積みのポストがあり、名称は石とポストと何故かアメリカ女優を捩って『シャロン・ポストーン』と命名されている。

 

鋸山は富津市(北側)と鋸南町(南側)に跨り、こちらは南側。鋸南町保田地区辺り。

 

こちらは北側の富津市金谷地区。霞んでいなければ東京湾の奥も見えるのではないだろうか。正面は三浦半島の浦賀、久里浜辺り。

 

写真撮影用には丁度良い吹き出しタイプ。

 

この先進んですぐのところに山頂の看板。と言っても、ここは山頂ではなく、観光用の看板と思われる。標高も大体260mのはずだ。

 

<つづく>