三陸乗りつぶしの旅 34 (三陸鉄道北リアス線②) | Qの乗りつぶしニッポン

Qの乗りつぶしニッポン

日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

※2014年6月の話。

 

<三陸鉄道北リアス線>

【宮古~久慈】

 

田老を出発。

 

2020年5月に新たに開業した新田老駅がある辺り。新駅は宮古市田老総合事務所の新庁舎に併設され、建物の3F部分が駅となる。田老駅からは500mほどしか離れておらず、新田老駅が田老の中心部に近い。右側には田老第一小学校のプールが見える。

 

田老を出て、北リアス線で1番長い真崎トンネル(6,532m)を抜けると摂待に到着。“接待”とは関係ない。

 

摂待駅の目の前は田んぼが広がる。

 

摂待駅と小本駅(現、岩泉小本駅)の間の小本川に架かる小本川橋梁は世界初の鉄道専用PC斜張橋(そもそもPC斜張橋の鉄道橋自体があまりない)。1979年の竣工当時はコンピューターでの計算がまだ一般的ではなく、苦心したという記録があった。

 

小本駅前のバス乗り場。岩泉方面へのバスだろうか。

 

小本を出発。2015年12月に町名を付けた岩泉小本駅へと改称。

 

小本を出ると、北リアス線で2番目に長い小本トンネル(5,174m)に入る。北リアス線は海岸線を避けるように内陸の長大トンネルを走ることで、東日本大震災の津波の被害を受けることが比較的に少なかった。

 

長~い小本トンネルを抜けてすぐの槙木沢橋梁。2径間連続下路PCワーレントラス橋で1979年竣工。

 

島越に到着。以前は高架橋だったようだが津波の影響で駅舎やホームも流失し、全線開業後は防波堤を兼ねた築堤となっている。

 

再建中の島越駅駅舎。私が訪れた時点ではまだ駅舎工事が行われており、使用されていなかった。

 

<つづく>