2014年5月下旬の道東の旅。
小清水原生花園から再び国道244号線を斜里方面に進む。上を見ると、知床半島を横断する国道334号線が通行止めの案内。この旅ではそこを通る予定なのだが・・・。
ふと気づくと、沿道の畑から白いものが立ち上っている。
当初は砂埃かと思ったが、そうではない様子。
どこかで藁でも燃やしているのかとも思ったがそれも違った。
北海道らしくまっすぐな道。
折角なので、降りてみた。(本当はダメだけど)真ん中に立ってみた。両側の畑からは土の中の水分が水蒸気となって上がってきているのだと思う。
振り向いて反対側も。すっとまっすぐ。
石灰を撒いているのかもとも思った。
こういった風景を見たことなかったので、これも北海道らしさなのかなと思ってちょっと感動した。
斜里市街地に入り、道の駅しゃりに立ち寄る。その後、歩いてJR釧網本線の知床斜里駅へ。昔は斜里駅だったが、知床の玄関口の駅としてアピールするために改称したらしい。駅舎はプロポーザル方式のよって選定され、直線的な建物はカラマツの集成材を使用し、町の観光センターも含めた複合駅舎となっている。設計者は川人洋志で札幌駅前交番も彼の作品である。
駅前にはオジロワシの青銅像があり、これは結構目を惹く。アメリカ人彫刻家のロベルト・フリオ・ベッシンの作品で、元々は斜里町役場前に設置されていたものを知床の世界自然遺産登録に合わせ移設したものとのこと。
このオジロワシを見る台が欲しいぐらいにかっこいい。
駅舎内には「しれとこ斜里ねぷた」のねぷたが置かれていた。
お昼は道の駅の横にあるレストランで『知床しゃりブランド御膳』というものを食べた。中身は斜里町で生産されている“知床しゃりブランド承認商品”を御膳にしたもの。
どういったものが集められたのかというのは幸いなことにお品書きがあったのでこちらに載せておく。色んな商品が一度に食べられたので、結構満足した。また食べたいな。
<つづく>