ヨーロッパ4か国周遊の旅(63)  <4日目:マルメ市街地を散歩①> | Qの乗りつぶしニッポン

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日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

マルメはスウェーデン第3の都市で人口約30万人。スカンジナビア半島の南西端にあり、スコーネ地方を代表する都市。このスコーネ地方の自治体とまとめて“大マルメ都市圏”を形成しており、その場合の人口は約65万人。その昔、デンマーク領であったこともあり、文化や経済ではエーレスンド海峡を挟んだデンマーク側からの影響は小さくない。特に、エーレスンドリンクが完成してからはより人の流れが多くなっているのであろう。

 

とりあえず、駅から適当に歩いてみる。駅を含めて、この辺りは旧市街(ガムラスターデン[Gamla staden])と呼ばれている。

 

横断歩道と歩行者用信号機。

 

駅の近くはマルメ港があり、手前の茶色い建物は旧マルメ中央郵便局。現在は複数の企業が入る商社ビルとなっている。

 

造船業が衰退後に港湾地区を中心とした再開発が進んでいる。写真右奥の建物はマルメ大学の図書館。この辺りには造船用の大きなクレーンはあったようだ。

 

海から続く運河。この先、旧市街を囲むように運河が繋がっている。

 

運河の右側には駐輪場。

 

駐輪場そばにあった装置。電動の空気入れ。お金を入れるところが見当たらなかったのだが、無料で誰でも使えるものなのだろうか。だとしたら、非常に便利。

 

運河に架かる旋回橋。

 

手前に見えるのはスコーネ宮殿[Skånepalatset]と呼ばれていた建物、その奥にはホテルサボイ(赤い庇のある建物)。

 

ビルの建築現場。仮の足場が結構しっかりしてそうな感じ。

 

マスターヨハンスガータン[Mäster Johansgatan]を歩く。どうやら『ガータン[gatan]』が“通り”という意味らしいので、マスターヨハンス通りと言うべきか。

 

ちょっとした広場に出た。リラトーリ[Lilla torg]という場所。[Lilla]が小さいで、[torg]が四角形、正方形とかなので、小広場という意味か。確かにこじんまりとした広場である。

 

ここまで来て気付いたのは、車の通行がないこと。確かに歩行者専用らしいマークも見える。

 

平日ということもあるのか、人の気配がそれほど感じない(観光客がいない?)。静かに散歩しながらの観光には丁度良い街だ。

 

<つづく>