鹿児島県の伊藤祐一郎知事は10日、隣接する宮崎県都城市の農家で口蹄(こうてい)疫の感染疑いが発生したことを受け、県境の一部道路を封鎖し、感染防止対策を徹底する検討に入ったことを明らかにした。同日午前の県口蹄疫対策本部会議終了後、記者団の質問に答えた。
 伊藤知事は、「物流の制限がどの程度可能か調べたい。普通の道路を通行止めにした上で、幹線(道路)だけ開けて、徹底的に検疫をする。そういう段階に来ているのではないか」と述べ、対応策の具体化を急ぐ考えを示した。 

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 南米エクアドル・ガラパゴス諸島で乱獲から唯一生き残り、人間に飼育されているガラパゴスゾウガメ「ロンサム(孤独な)ジョージ」の故郷の島に5月17日、ジョージの発見以来39年ぶりにガラパゴスゾウガメが移入された。近年、島の植物を食い荒らしていたヤギが駆除され、急速に回復した植生を維持するための措置。破壊された自然を取り戻す試行錯誤が続いている。

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 ガラパゴスゾウガメは同諸島の固有種で、世界最大のリクガメ。ほぼ島ごとに少しずつ種類が異なっている。ジョージは雄で同諸島北部のピンタ島で71年に見つかった。同島のゾウガメは19世紀以降の乱獲で絶滅したと考えられていたため、話題となった。その後同じピンタ島固有の種は見つからず、「ロンサム」のあだ名がついた。

 一方、ピンタ島は人間が50年代に持ち込んだ3頭のヤギが最大4万頭まで増え、固有種の植物を食べ尽くす被害が出た。ガラパゴス国立公園局が03年までにヤギを駆除し、植生は戻った。しかし、植生を維持するには、植物を食べてふんと共に種をまく草食動物が不可欠で、その役目を担っていたゾウガメの「復帰」が決まった。

 ◇ロンサムジョージは故郷に戻れず

 同局によると、移入されたのは、ガラパゴス諸島のどこの島の出身か不明のため自然に戻せず、同諸島サンタクルス島で飼育されていた推定30~70歳の39頭。移入後はゾウガメに取り付けたGPS(全地球測位システム)などで観察を続けるという。ジョージは発見後、同島のチャールズ・ダーウィン研究所で飼育され、人工繁殖の試みが続けられているため、故郷には戻れない。【奥野敦史】

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 日本原子力研究開発機構は25日、試験運転中の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、新燃料を移送中にトラブルがあり、作業を中断したと発表した。同日午後3時43分、原子炉装荷前に燃料を回転する際、角度が一時的に測れなくなり、警報が鳴動した。原因を調べている。環境や試験への影響はないとしている。

 同じ作業で22日に警報が鳴動し、23日には模擬燃料を使って確認作業中にやはり鳴動。機構は、測定のため燃料をつり下げた際にぶれが生じたことが原因とみて、測定前に3秒間燃料を制止する措置を取っていた。

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