ばいばいクリーム | 錦鯉春助の冒険

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日常の恐ろしき風景

 最近WOWOWでエリック・クラプトンのコンサートを観た。だがこれも10年以上前のコンサートだと思われる。

 

 クラプトンのブルースギターは弾くのではなく歌うのだ。ローリングストーンズ誌の最も優れたギタリストでクラプトンは2位に選ばれている。ブルースギタリストではクラプトンが白人初だ

 

 クラプトンに最も影響を与えたのは1920代のシカゴブルースの名手であるマディ・ウオーターズだった

 

 僕は1960年代半ばのクリームの2枚組のアルバム「ばいばいクリーム」を聞いてぶっ飛んだ。ここに紛れなく三人の天才がいた。

 

 三人の演奏は殆どがアドリブだ。そして決まり事の場合に三人が戻りルールを守る。それはモダンジャズに似てる。

 

 リードギターにボーカルのエリック・クラプトン。ベースギターにボーカルのジャック・ブルース。それにドラムのジンジャー・ベィカー。

 

 すでにジンジャー・ベィカーとジャック・ブルースは故人である。

 

 クリームは後のハードロッカー達に影響を与え続けた。レッドツェッペリン、ザ・フー、ローリングストーンズ、ボブディラン、グランドファンク、そしてビートルズ。 

 

 ロックンロールを作ったのはチャツク・ベリーやフアッツ・ドミノやリトル・リチャードだ。

 

 今日の白人ロックンロールの始りはクリームが作った。