コンプレックス | 錦鯉春助の冒険

錦鯉春助の冒険

日常の恐ろしき風景


 人には何かのコンプレックスがある。他人には何でもない事だが本人には真剣なのだ。


 特に男女の肉体的特長はコンプレックスの巣窟だ。


 女の子の場合は相変わらず貧乳だが、巨乳コンプレックスも案外いる


 それに足が太いと。太いと思う女性の大半は体重も重いと信じて疑わない。


 鉛筆のように細い女を男は好まないが、(オードリーヘップバーンを性的対象に出来る男は少ないが女はヘップバーンに憧れる)女は男の評価はどうでも良くて女同士の評価が大事なのだ。


 男の場合の願望はひとつ。太くて長くて硬い。永遠の昔から。困ったものだ(笑)


 友人のMは空手の有段者だが毎朝まな板の上に自分のブツを乗せ塩揉みしてから30分間木槌でコンコン叩いて鍛える。毎日。キュウリ揉みかよ。


 他人の僕から見たら阿保丸出しだが(笑)本人は至って本気だ。彼の場合鍛えるのは良いが彼女が出来ないのが致命的だった。


 女の子だって爪楊枝では困るがビールの大瓶ほどは裸で逃げ出す。


 男の中には10秒以内で終わる御仁がいる。それはコンプレックスではなく病気だ。しかる病院に行けば治る。


 無○症も病気だが女の子の場合は流石に辛い。コンプレックスにはなり得る。


 僕も一度無○症の女の子を相手した経験がある。ウーマンリブの闘士だった。


 だが最初は隠すのだ。あそこを触させない。触れないと出来ないから無理やり触る。だって乾いたままなら痛い。無○症がバレる。バレるとお決り通りに泣く。最後には女を武器にする。流石に僕も切れる。


「泣くなら男と寝たいと思うな!これは君自身ではどうにも出来ない症状だ!自分で出来ぬ事に責任を取る必要もない!正々堂々としな!」


 女の子の目の色が変わる。そんな事を云われるのは初めてだろう。

「はい!」

「見せろ!」

「はい?......」

 彼女が驚く。同時に疑り深い瞳に変わる。

「あそこを観たい!」

「恥、恥ずかしい......」

「変な意味はない!コンプレックスを吹き飛ばせ!」

「は、はい!」


 変な意味しかない。只々の助平なだけだから。


 成熟した女性の身体の一部が幼児と同じだから桃源郷だ。草のない禿げ上がる丘の上は筋目がヘヤピンカーブを描いてるのが分かる。そしてたっぷりご相伴に預かる。


 現在は精巧なウィックもある。それに50歳を過ぎた女性たちは将来の介護される立場を考え永遠脱毛する人が増えたらしい。時代は変わる。