分福茶釜の都知事選 | 錦鯉春助の冒険

錦鯉春助の冒険

日常の恐ろしき風景

 小池百合子と蓮舫。面白いよな、この二人は。男の間を飛び交う夜の蝶と同じだ。


 まず戦いの場となる東京について少し語ろう。1400万人と全国の一流企業の本社と一流私学・国立を独占するメガロポリス都市のDGPはスエーデン程度しかない。これは余りに少ない。効率が悪いのだ。


 原因はふたつある。東京に住んでいると人の流入で気づかないが実は東京は超少子高齢化なのだ。だって出生率は全国最低の0.99だぞ。めちゃくちゃだ。


 下町へ行ってみな。爺様か婆様か茨城弁や埼玉弁をボソボソ喋る若者だけだ。


 もうひとつは小池が手を抜いた防災だ。


 天然災害が起きても、人と自然が残れば再生は早い。しかし人と人工物が残ると再生は時間が掛かる。


 君の自慢の3億のマンションも3日インフラが絶たれると君は大理石のリビングにしゃがみウンコしなくてはならない。


 石原慎太郎と小池百合子は良く似ている。自民党の総裁戦に破れ自民党にいる存在理由を失った。


 石原慎太郎は中国が嫌いで「中華人民共和国」を「支那(シナ)」と呼ぶ時代錯誤者だった。


 この人は特攻隊が大好きで国のために死ぬ若者を賛美した。プーチンと同じだ。


   流石は処女作に勃起したブツで障子を破るシーンを書くだけはある。


 小池百合子と蓮舫の政治実積を考えた。何もない(笑)


 小池百合子にはクールビズがあるがあれは政策でも実積でもない。彼女は未だ選挙の時に学歴詐称問題が話題になるが何なんだ。蓮舫の二重国籍問題もあやふやだし。


 蓮舫には名言がある。あの「2位じゃ駄目なんですか?」だ。これは哲学的である。


 事業仕分のスーパーコンピューターに対する蓮舫の問であった。スバコンを社会生産力として捉えるなら2位でも3位でも621位でも構わない。


 だがスパコンを政治的と捉えるなら1位以外は駄目何んです。蓮舫も政治家なら分かるだろうが?ちなみに都知事戦も2位じゃ駄目なんですよ。


 しかし小池百合子も蓮舫もまだ安心してよい。


 この国の総理大臣はド肝を抜くほどの無能であり、ガバナンスを失った自民党は平家の落ち武者と同じだ。