http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071106-00000008-san-l11


埼玉県八潮市の設計事務所「藤建事務所」の遠藤孝・一級建築士が構造計算書を偽造していた問題で、埼玉県は5日、県内のマンションなど5件で同事務所が構造計算したことが分かったと発表した。同事務所が関与した物件は、県内だけでも計20件となった。県は遠藤氏による偽造の有無を調べるほか、第三者による構造計算書の再計算を進める方針。


荘司和樹+教育的ウラ指導
一級建築士受験法規のウラ指導

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071012-00000917-san-soci


 建築家の黒川紀章氏が12日午前8時42分、心不全のため死去した。事務所が明らかにした。73歳だった。葬儀日程は未定。黒川氏は今年、4月の東京都知事選と7月の参院選に出馬して落選していた。
 黒川氏は名古屋市生まれ。昭和32年に京都大学建築学科を卒業後、東京大学大学院博士課程修了。日本芸術院会員。都庁舎を設計した故・丹下健三氏に指示した。イタリアのデダロミノッセ国際対象(平成16年)、「ウォルポール・エクセレンス・メダル」(17年)など受賞多数。主な作品に、大阪府の国立民族学博物館、オランダのヴァン・ゴッホ美術館新館など。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070521-00000008-mai-soci


大阪府吹田市の「エキスポランド」の死亡事故を受け、高速コースターを建築基準法で規制することの是非が議論されている。国土交通省は「定期検査の項目の法令上の位置づけがあいまいな部分があった」として、探傷検査の義務付けなど同法の規制強化を検討。一方で低速コースターを運行する遊園地からは「コストを考えると、エキスポの『絶叫系』と同じ規制を課すのはいかがなものか」とする声もある。法整備を担当した同省OBは「ハード優先の建築基準法だけでは限界がある」と指摘する。
 ジェットコースターなどの遊具が建築基準法で規制されるようになったのは、同法制定9年後の1959年から。高度経済成長期に入り、百貨店屋上などの遊戯施設で事故が目立ち始めたことがきっかけという。建設省(現・国交省)、運輸省(同)、通商産業省(現・経済産業省)、労働省(現・厚生労働省)などが協議したが、「遊戯施設は分かりにくい」と互いに敬遠し、結局建設省の所管となった。
 建築基準法では遊戯施設は想定外だったため、当時、建設省建築指導課員だった前川喜寛さん(87)らが東京都内の遊園地を回り法整備を検討。運行管理が重要と判断し「遊戯施設法」制定なども考えたが、結局「遊具にはさまざまな形があるため、建築基準法で施設の安全性を規制し、管理面は運用で充実させようとした」という。同省はその後、検査資格制度を創設するなど政令や通達などで規制を強化した。
 しかし遊戯施設での事故は続いた。財団法人「日本建築設備・昇降機センター」(東京都港区)によると、77~06年に全国のジェットコースターやブランコなどの遊具で26人が死亡し、255人が負傷した。しかし、情報は共有されないまま、今回の事故が起きた。建築指導課長も務めた前川さんは退職後の91年、関連法人の機関誌に寄稿した論文で「運行管理を主体とした遊戯施設単独の法整備が必要」と指摘した。だが、その後も国は具体的な法整備について検討していなかった。
 事故後の衆院国土交通委員会では「時速100キロを超えるようなものが建築基準法で言う工作物という位置づけでいいのか」「(定期検査の報告を受ける)自治体の担当者がどれだけ理解しているのか疑問」という意見も出た。これに対して国交省は「今すぐにできることは、法令上あやふやな検査項目を明確にすること」と説明する。
 前川さんは「法律はあくまで最低基準。管理責任を負う事業者の経営責任を明確にするために、単独の法制度の充実が必要ではないか」と指摘している。【長谷川豊】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000000-hsk_rp-l13


国立新美術館(港区六本木7、TEL 03-5777-8600)では6月6日より、展覧会「スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション」を開催する。

 同展は、「建築」と「ファッション」を同時に取り上げ、2つの共通性を提示するもの。2006年~2007年にロサンゼルス現代美術館で開催されたものをアレンジした。日本を含む21カ国から約40人の作家が参加し、約230点の作品を展示する予定。

 展示は、「共通の概念」「形態の生成」「構成の技法」「両者の融合」の大きく4つのテーマで構成される。

 内容は、「共通の概念」では、人間の体を守る「シェルター」や政治・宗教・文化・個性の表象としての「アイデンティティー」などに注目し、フセイン・チャラヤン「アフターワーズ」コレクション、坂茂「カーテンウォールの家」などを展示。「形態の生成」では、「幾何学」や「ヴォリュームの構築」という観点から、妹島和世+西沢立衛/SANAA「金沢21世紀美術館」、ジュンヤ ワタナベ・コム デギャルソン「テクノ・クチュールあるいはソワレ・コレクション」などを展示する。

 入場料は当日一般=1,000円ほか。開催時間は10時~18時(金曜は20時まで)。火曜休館。8月13日まで。会期中には講演会も予定する。

国立新美術館




国立新美術館で6月6日より、展覧会「スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション」を開催。写真=フセイン・チャラヤン 「アフターワーズ」コレクション 2000-01年秋冬Hussein Chalayan

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070517-00000010-cine-movi


21世紀で最も偉大な建築家のひとりと称されるフランク・ゲーリー。スペイン・ビルバオにあるグッゲンハイム美術館を筆頭に、ロサンゼルスのディズニー・コンサートホールなど、直線と曲線の融合、異素材の組み合わせなどを特徴とした独創的なフォルムの美しさは世界中の人々を魅了して止まない。( この映画のフォトギャラリーはこちら

同業者や建築マニアの中に、彼のファンが多いのは当然だろうが、実はセレブリティにも支持者が多い。建築好きで有名なブラッド・ピットをはじめ、自宅の設計を依頼しているデニス・ホッパー、アーティストのジュリアン・シュナーベル、ミュージシャンのボブ・ゲルドフ、元ウォルト・ディズニー社CEOのマイケル・アイズナーなど、各界のそうそうたるたる面々が彼の作品をこよなく愛しているのに驚かされる。

実は家具のデザインも手がけていたり、ティファニーからフランク・ゲーリー・コレクションとしてジュエリーを発表していたりと、建築家としての側面以外でも活躍の場を拡げているゲーリー。さらに、“ゴールドバーグ”という名前から改名をしている、プロの練習を観に通うほどのホッケーマニアという、ゲーリーファンにもあまり知られていないエピソードも。その辺りに、一枚の落書きにも見えるスケッチから唯一無二の建築物を創り出す“天才のアイディアのもと”が隠されているのだろうか…? 

『愛と哀しみの果て』でオスカー受賞に輝く名匠シドニー・ポラックが、親友だからこそ撮れたドキュメンタリー、『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』でその謎解きを試みる。あの有名セレブリティも“証言者”として映画に登場しているので要チェック! 6月2日(土)よりBunkamuraル・シネマほかにて公開される。

cinemacafe.net 『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』特集はこちら!
http://www.cinemacafe.net/special/gehry/

cinemacafe.net限定! フランク・ゲーリーの建築が流れるブログパーツ配布中
http://blog.cinemacafe.net/preview/archives/006116.html


【関連作品情報】
スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー
 2007年6月2日よりBunkamuraル・シネマほかにて公開
 © MIRAGE ENTERPRISES, SP ARCHITECTURE PRODUCTIONS LLC 2006



『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』 -(C) MIRAGE ENTERPRISES, SP ARCHITECTURE PRODUCTIONS LLC 2006