~ずぼらキッチン格言~
鍋収納 工夫するより 数しぼる
整理収納アドバイザーも始めました。
このブログは、家事+お片付けに、トライ&エラーを繰り返してきた私の黒歴史。
前回、「ワークトップに何も置かない」ことをおすすめしました。
では、何をどこにどのくらい収納すれば?
ということで、わが家の場合を紹介します。
今回は「鍋・フライパン編」
12年前に購入した建売の、リーズナブル標準仕様のキッチン、クリナップ「KT」
このKTちゃん、最下部の浅い引き出しが鍋収納にピッタリ。高さ20cmのものまで入ります。
浅い引き出しふたつを使って、鍋・フライパンを収納しています。
この引き出しを開けるときはもちろん足先で(ズボラ)
コンロの下にはすぐ火にかけられるように、フライパン類を収納。
ワークトップの下にはすぐ水が入れやすいように、鍋・やかん類を収納。
しかしリーズナブルなKTちゃん、残念ながら引き出しがフルオープンできないんです…
↑奥まで開かずに、途中で止まっちゃう仕様
フライパン用引き出し
鍋用引き出し
しかしフルオープンにならなくても、入れる数を絞って、費用頻度が高い物、重いものを手前に置けばストレスなし。
そして鍋収納は工夫しすぎず、「置くだけ」「並べるだけ」にしています。
立てたり収納グッズを駆使したりは、していません。
お客様宅で、無印のファイルボックスにフライパンを立てて収納していた「その後」を見ることが度々あります。
ここ数年、定番化している収納法ですね。
ファイルボックスで立てることで綺麗に収まり、取り出しやすいメリットがあります。
しかしうまく使えないと、数年後、割れたり、ずれたり、鍋やフライパンを買い直してサイズが合わなくなったりして、ファイルケース自体が邪魔になっていることも。
無印が丈夫といえども、プラスチックは消耗品。
ステンレスや金属でできた鍋やフライパンが毎日出入りすれば、必ず摩耗します。
買い直したり、メンテナンスが必要です。
ファイルボックスは基本的に紙用ですからね!
「サイズが合っていないものを無理やり入れる」のも早めに壊れる原因です。
ファイルボックスにどうしても入れたい、が前提にあると、かえって出し入れが不便になることもあり、本末転倒です。
ファイルボックスを使う場合は、どう使えばご自宅に合うかをよく考えて導入することをおすすめします
収納法をあれこれ工夫する前のおすすめがまず「数の見直し」です。
数が多すぎて収納が圧迫されていませんか?
大中小と持っているなら、大中でまかなえないか?似ている用途なら兼用できないか?などと、鍋オーディションを開催し、精鋭を残してみてください。
ひとつひとつの鍋の出番が増え、収納が楽になることでしょう。
夫婦+小学生ひとりのわが家の場合。
フライパンはこの4つ。
中華鍋
大フライパン
小フライパン
卵焼き器
↑コンロ下の引き出し、全出し
フライパンは大ふたつ、小ふたつ、重ねて入れていますが、ふたつ重ねはそこまで不便ではありません。
ハンドルを取り外せるティファールを使ったこともありましたが、いまは数が絞れたので、柄付きのままでOK。
ティファールだと寿命があるため買い替えが必要でしたが、今は毎日ゴシゴシ擦ってもいつまでも大丈夫な鉄製を使っています。
揚げ鍋は持たず、フライパンで揚げ物をします。
お湯は、小鍋か鉄瓶で沸かすので、背の高いやかんはありません。
鍋はふたをしたまま収納できます。
傷防止のため、引き出し底にアルミクッションシートを敷いていますが、鍋の出し入れでズレないように、底サイズのプラダンをシートでくるみ、裏側をテープで固定してから入れています。
鍋の座布団です。工夫はそれだけ。
あとは鍋を置いているだけ。
ズボラな私は、料理が苦手。
工夫してあれこれ作ることを早々にあきらめ、これらの鍋、フライパンで作れるものだけを作ることにしています。
使ったらその都度洗う。
それだけで数は絞れます!
では真ん中の引き出しには何を入れてるの?
ズボラ用キッチン、次回に続く…