それは3年前。
私が、仕事に家事に育児に、ストレス度MAXだった頃のお話です。
家事代行で修行しつつ、整理収納アドバイザー開業準備中です。
もともとは汚部屋から始まった私のお片付け歴。
家事+お片付けに、トライ&エラーを繰り返し、今ではお家が大好きです。その研究の成果をつづっています

つたないブログですが読んでいただけてうれしいです
仕事も家事も育児もいっぱいいっぱいだった私。
娘はひとりっ子で、当時、保育園年長。
家での遊び相手は私しかいない。
そして、私とのお人形遊びがたまらなく楽しいらしく、「遊ぼ!遊ぼ!」とまとわりついて離れない日々
私が娘の期待に応えたくて遊ぶ
↓
家事が全くはかどらない
↓
家が汚くなる
↓
イライラ
↓
夫婦仲不穏
↓
イライラ
↓
不穏
という、負のループにおちいっていました。
そんな頃、勝間和代さんの本「超ロジカル家事」を読んで、家事って、やれない分は、便利家電にまかせればいいんだ!と、目から鱗が落ちました。
賢い人の書いた家事本。
主婦向けの本や雑誌と違い、かなり合理的。
新しい視点で参考になりました。
そして、わが家の家事で、便利家電に任せられることってなに?と考えた時、真っ先に思い当たったのが、食器洗い。
調べるうちに「工事不要の食洗機」があるということを知りました。
分岐水栓を工事しなくても、シンクに置いて使えるお手軽食洗機です。
これは楽になる!
しかも工事がいらないなら気楽に試せる!と、藁にもすがる思いで調べ、一家で電器屋さんに実物を見に行き、夫に相談。すると
「こんなもんに頼るより、手で洗った方がいいんだよ」
と衝撃のひとこと。
夫はめんどくさがりです。
ほぼ全ての家事を私が担っています。
自分で洗わないから、軽く口から出たのかもしれないけど。
それを許す余裕などなかった私のメンタル。
私が皿洗いしてる間、娘から「遊ぼう遊ぼう」ってゴネられてるの、そばで見てるよね?
4万円で楽になるなら、気持ちよく買ってくれてもいいじゃないかー!!
そこで。
電器屋を出たところの、そこそこ人がいる道の真ん中で…
「食洗機買ってくれなきゃ離婚するー!!!実家に帰るーー!!」
と、泣きながら夫に言いました。
そして
「買ってくれたらもう2度と、洗い物してって言わないから!!」
と、ゴネ出すアラフォー女。
…今思えば恥ずかしすぎる、見事なクレイジーっぷり
未就学児の「お菓子買ってゴネ」はよくスーパーで見かけ、ふふって感じですが、アラフォーおばさんの「食洗機買ってゴネ」は笑えないー!恐怖!!
そのとき周りにいた皆さん、怖い思いをさせて、すみませんでした…
「不倫」「価値観の違い」離婚の原因はいろいろ聞きますが、「食洗機離婚」なんて、聞いたことないよ…
しかし当時の私は、そこまで追い詰められていたってことですね。
その頃の私を、抱きしめてヨシヨシしてあげたいです
夫も、そこまで私がクレイジーとは知らなかったみたいで、とうとう
「勝手にしろ!」とめでたく許可?をもらい
見事購入にこぎつけました!
当時の写真より。
置きたいシンク横に棚を継ぎ足し、食洗機の台をサイズぴったりにDIYしました。
めでたく設置した図。うれしかったなぁ…
当時、今ほど種類がなく、中国の知らないメーカーのを買いました。
どれだけ積めるかチャレンジをする日々でした…
この1代目は1年で壊れてしまい(働かせすぎ?私の負のエネルギーのせい??)
迷わず2代目を即購入。
アイリスオーヤマ。
コンパクトな食洗機なので、鍋などは入りません。それでも、ありがたかった。食洗機がお皿やコップを洗ってくれている間に、私はその他の大物だけ洗えばいいんですもん。
ワンオペだった私に、同僚ができたような心強さ。
同じように悩んでいる方がいたら、即買うことをおすすめします!
おかげで離婚は回避できました
…と、食洗機への思い入れを熱く語りましたが、購入から3年を経て、今のキッチン。
…あれ?
…あれあれ?
なくなってる…
食洗機の跡地は、ゴミ箱になりました〜
半年前にわが家では食洗器を卒業し、お友達に譲りました。
忙しい日々の助けになっていればいいな。
しかし、こんなに買うとき、すったもんだがあったのに、お恥ずかしい
あのヒステリーは何だったのよ…
でも、約2年間、食洗機のおかげで子供と遊べましたし、食洗機さんが同僚として一緒に働いてくれたことで、心の安定につながりました。
必要な時期だったんだなぁ…と思います。
そんな心の友、食洗機が、なぜわが家で不要になったのか?
それどころか、自分の家はもちろんのこと、今や家事代行として、よそ様のお宅の食器まで何千枚も手洗いしてきているという、奇なる事実
キーワードは「考えない洗い物」
私が悩みつつ改善して、研究を重ねた結果です。
次回よりシリーズで記していきたいと思います。
洗い物が嫌い、食洗機は買えないor買いたくない…そんな方のご参考になればと思います。