技能教習8日目。
いつも通り、乗車手続を済ませプロテクターとゼッケンを着けて待つ。
時間になり、インストラクターが出てきて全体挨拶。
担当インストラクターから「今日はAコースとBコースを交互に走り込みましょう。」と言われた。
これまたいつも通り、ヘルメットをかぶりグローブをはめながら駐車場所へ向かう。
乗車するバイクは毎回違う。担当インストラクターから鍵を受け取った時に番号が書いてるのでそこで乗るバイクがわかる。1段階の終わりごろからお気に入りのバイク(相性の良いバイク)が出来てきた。この日もお気に入りのバイクに当たった。少しテンションがあがった。
インストラクターに続いて走り、ウォーミングアップ。
コースの周回とBコースを少しだけ走った後に発着場所へ。
AコースとBコースを交互に走りだす。
コースを間違えないように、一人でブツブツいいながら走る。
ウィンカーのタイミングもブツブツいいながら走る。
私は手が小さいので、クラッチを握ったままウィンカーの操作をすると指が地味に届かない。
なので、S字やクランクに入ったらウィンカーを消して出口付近に来たら点ける。というのが、地味に苦手だった。気を付けないと、ウィンカーよりも近い位置にあるクラクションを鳴らしてしまうということもあった。検定でこんなどうでも良い事で減点されるのは嫌だ。
練習を繰り返すうちに、ウィンカーを操作するときに少しだけグリップの握る位置を変えることでクラッチを握りながらでも少しだけ楽に操作することができるようになっていた。
後は背が低い事で他の人よりも前傾姿勢にならないとハンドルを握った時に腕が伸びてしまい、細かな操作がしにくくなる。前傾姿勢を気を付けることで、最初の頃よりS字やクランクもかなり走りやすくなった。気が付くと割と起き上がって運転しているので、これも意識するように頑張った。
Aコース、Bコース。自分の中でいろんな事に気を付けながら走る。
そんな感じで走っていたらあっという間に1時間が終わった。
その日の講評。「安定して走れてますね。検定まであと少しなので頑張りましょう。」と、少しだけ褒めてもらって終わった。
早いなぁ。
2段階もあと4時間で終わり。
検定が近づいてくる。検定なんて緊張しちゃうから練習だけ見ててくれれば良いのにな。なんて勝手な事を妄想するのでした。