[第１回 史上最強のクイズ王決定戦 決勝]
Ａ：ワグネリアン
【考察】
昔『ギミア・ぶれいく』の枠でおこなわれていた「史上最強のクイズ王決定戦」の第１回大会の最後の問題。
本問に水津康夫氏が正解して初代の史上最強のクイズ王となり、第２回以降、西村顕治氏との激闘を繰り広げることになる。
問題が難しかった印象のある当番組であるが、特に決勝では、初めて耳にする単語が正解であるような超難問が出題された。
これはそのひとつ。
ワーグナーのファンには熱狂的な人が多く、その人々を指すことばとして「ワグネリアン」(Wagnerian)というものがあり、辞書にも載るようなれっきとした単語だとのこと。
(誤解を恐れずに言うと、日本では矢沢永吉、尾崎豊、サザンオールスターズ等に熱狂的なファンが多いと言われているが、それらのファン達を指すことばが(俗語としてではなく)広辞苑に載るような正式な単語として存在するようなものであろう。よくわからないが、ミュージシャンにはファンが熱狂するタイプとそうでない(普通の)タイプとがあるのだろうか。。。)
類似の単語として、シャーロック・ホームズの熱狂的ファンを指す「シャーロキアン」もおさえておきたい。
ちなみに、有名人のワグネリアンには、問題文中のルートヴィヒ２世のほかにアドルフ・ヒトラーやニーチェがいる。
