HOLA!あんりです。
遂に開幕しました、東京オリンピック
7/23に開会式が無事開催され、
毎日熱い戦いが繰り広げられています。
我が日本代表も
柔道男子60キロ級で
高藤直寿選手が金メダルを獲得🏅
そしてつい先ほど、女子400m個人メドレーで
大橋悠依選手も金メダルを獲得🏅
日本中が沸く一方で
内村航平選手、瀬戸大也選手の予選敗退など
あらためて勝負の世界の厳しさを実感しつつ、
スポーツが人に与える力の大きさを
日々感じているところです
そして、忘れてはいけないのが
エクアドル代表です。
日本が初金メダルに沸く同日に、
エクアドルも初金メダルを獲得いたしました🏅
チーム・エクアドルの東京オリンピックでの様子と、
金メダル獲得選手の紹介など、
エクアドルファンに捧げる、エクアドルの五輪での様子を
早速レポートいたします
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東京オリンピック出場
チーム・エクアドル
全48名の選手が、15の競技に出場するエクアドル。
東京の勝どきにあるオリンピック選手村には
選手、チーム役員、コーチなどを含む
チームエクアドルが滞在しています。
開会式の前でしょうか。
チームユニフォームに身を包み
エクアドルの国旗を掲げています。
中央のタスキをかけている人が
恐らく旗手の2名でしょう。
▲出場するエクアドル人アスリート
全48名がスペイン語で紹介されています。
話題の金メダリスト、サイクリングのカルパス選手は
4分07秒から紹介されています🚴
▲開会式でのマーチングの様子です。
被っているのはもちろん、
Sombreros de paja toquilla (パナマハット)👒
パナマハットという名前だけど、
実は発祥地はエクアドルだって、ご存知でした?
こうしてスタートした
エクアドル代表の東京五輪での戦い。
日々熱戦が繰り広げられる中、
エクアドル第一号、そして
全南米においても第一号金メダリストとなったのが
Richard Carapaz選手です🥇
自転車男子ロードレース金メダリスト
Richard Carapaz
昨日7/24に行われた
自転車男子ロードレースにて
Richard Carapaz (リチャル・カラパス)選手が
見事金メダルを獲得しました
エクアドルの過去大会でのメダル実績は
1996のアトランタで金メダル1枚、
2008年の北京で銀メダル1枚、
の計2枚のみ。
いずれもJefferson Pérez選手が
男子20km競歩で獲得したものでした。
そして今回の東京五輪での金メダル
実にエクアドルにとって
1996年ぶり、史上2人めの金メダリストとなりました🥇
今、エクアドル中が、沸きに沸いています
御年28歳の彼の競技歴を見ると、
2013年のパンアメリカン大会U23にて優勝。
ブエルタ・エスパーニャでは
2018、2019年の2年連続アストゥリアスにて優勝。
そして先月6月に行われた
第84回ツール・ド・スイス(UCIワールドツアー)では、
総合初優勝🥇
更につい先週行われた
第108回ツール・ド・フランス(UCIワールドツアー)では、
総合第2位🥈
まさに、五輪メダル期待選手だったのです。
東京五輪での自転車ロードレースとは、
そもそもどういう競技なのか?
日本語で詳しくご覧いただけます。
そしていよいよ競技開始。
参加選手は全57ヵ国・128名。
午前11時に東京・武蔵野の森公園をスタートし、
神奈川、山梨を通過して、
静岡・富士スピードウェイにフィニッシュ。
総距離はなんと、234㎞。
獲得標高差はなななんと、4,865m!
過酷なコースでの真剣勝負です。
photo:https://coe.org.ec/noticias/detalle-noticia/?id=NEW-190bbde8-fc81-439d-b6d6-8dbd5dcc8e05
▲レースレポートはこちらから詳しくご覧いただけます。
Richard Carapazは残り5.86kmから独走し、
フィニッシュ・タイムは6時間6分26秒で
見事金メダル🥇
圧巻の走りでの優勝でした
優勝後のインタビュー(スペイン語)。
今話題となっているのが、彼の言葉です。
「El oro me pertenece, en Ecuador nunca han creído en mí.」
(金メダルは私のもので、エクアドルでは誰も自分を信じてくれていない。)
自分はエクアドルの支援をほぼ受けずに国を飛び出たアスリートで、
少数の限られた人が真に支えてくれた、
夢が叶い、達成でき、とても嬉しい。
と話しています。
過去の競技歴こそ華々しいものの、
色々な困難や葛藤があったことでしょう。
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まだまだ競技が目白押しの、
東京2020オリンピック。
日本を、そしてエクアドルを、
全力で応援していきましょう
SI SE PUEDE! SI SE PUEDE!