頭の中がケイトさんのことでいっぱいになってしまった私は、自分ではどうにもできなくなり、福祉施設を運営しているコートさんへ、3通目のメールを書きました。
*ぶらうすからコートさんへのメール*
ぶらうすです。
連日のメール、すみません…
お返事、有り難く拝読致しました。
正月早々、ネガティブな話しを聞いてくださり、またお返事も頂き、感謝の思いでいっぱいです。
本当にありがとうございます。
「結果的に夫が何かしてしまっても、それは夫が自分で決めて自分でした行為にすぎない。」
そうですね。
私は、私のせいだと思うことで、自分を責め、その事実から逃れたいだけなのかもしれません。立派な共依存症ですね…
簡単には抜け出せそうにありません。
でも、変わらないと!
一歩進んで三歩退がる…かもしれませんが、その一歩も進まなければ、退がるだけですものね。
コートさんに今の心の不安を知って頂いて、初めて「私は独りじゃないのかもしれない…」と思いました。
夫との境界線を引く…言葉の意味は理解できますが、具体的に何をどうする(考える)のでしょうか。
初歩的な質問で申し訳ありません。
具体的に教えて頂けると助かります。
蒼いぶらうす
共依存症の最も大きな特徴の一つに他者との境界線が引けないことがあります。
このことは本やインターネットの情報で知ってはいましたが、何がよくて何がいけないことなのか基準がわかりませんでした。
それに対し、コートさんの回答は実に明確でした。
コートさんからのメール
「仰る通り、難しい課題ですよね。
端的に言えば、【 責任の所在を明確にする 】ということです。
例えば、
|会社は上司の理解の元、休職扱いにしていただいています。
こちらのケースについて。
もしかして、会社の上司に相談の電話を入れたり、休職扱いにしてもらえるよう、ぶらうすさん自身が動かれていませんか?
その場合は、ぶらうすさんが境界線を超えてしまっているかもしれません。
※夫婦なのだから助け合って当然ではないか...と思われるのもごもっともなのですが,,
【 最終的に、困るのは誰か? 】という視点で考えましょう。
仕事がなくなって、妻にも愛想をつかされて困るのは、ご主人だと思います。
(そこで、過度にご主人の世話をしたりすると、「まだ妻は俺を見捨てない」と安心し、お酒の問題に向き合おうとしません。)」
コートさんからのメールを読み終えて、今まで何を読んでも頭に入ってこなかった依存症・共依存症の知識が初めて私の脳に辿り着いたのを感じていました。
自分の事例で教えていただいたことで初めて
「イネイブリングってこういうことなんだな、境界線を引くってこういうことなんだな
」
と少しだけ共依存症について理解できたのでした。