広島の旅。
宿のある市内まで帰ってきて
夜はあまりお腹がすかなかったので
軽いものでも食べようかと
路面電車で出かけてみました。
建物の灯りはあれど
街灯がほとんど無いので
とても暗い気がしましたが
まだ6時過ぎなんです(笑)
路面電車は改札とかが無いので
いきなり乗って
いきなり降りて
歩き出せるのがすごーく便利でした。
電車が信号待ちして止まっていたら
ドアが開いたままなので
走ったら間に合ったり。
本当に便利です。
ICOCAで乗れるのも嬉しかったです。
軽いもの、と言いつつ、
歩いているうちに
広島に来たら
やっぱり“つけ麺”かな、と。
結局のところ、
全然軽くないんですが(笑)
八丁堀のお店に入りました。
つけ麺がまだ今ほどメジャーじゃなかった頃、
広島が発祥なんよ、と言われて
初めて食べたのは、もう20年くらい前なような。
あの時は、器の中に
唐辛子の山と魚粉、甘辛いようなタレに
唐辛子の山を崩すように混ぜながら食べて
すごく美味しかった記憶があります。
麺も玉子麺よりも白っぽい明るい黄色で
ツルツルと喉ごしのよい麺だったのも覚えています。
最近、関西でよく見かけるつけ麺は
少し茶色っぽい中太麺で唐辛子というよりは
魚粉の味な気がするので
広島から大阪へ
距離を経て少し変化しているんだろう、くらいに思っていて、
いつか広島に行く事があれば
あのつけ麺をもう一度食べたいと思っていました。
が、
なんか違いました(笑)
唐辛子じゃなく、
胡麻だし。
辣油だし。
でも、どこのつけ麺屋さんも
こんな感じでした。
あの唐辛子を混ぜて食べた
つけ麺のタレは一体…
なんせ20年くらい前の話です。
唐辛子の粉なんて
コストも高いでしょうし、
辣油に変わったんだろうか…
つけ麺文化…進化していって、
こっちが定番になったんだろうか…
なんて考えながら
完食(笑)
無類の唐辛子好きになるきっかけを作ったとも言える、
衝撃の出会いだったあの唐辛子のつけ麺は
今や幻の味なんだと知りました…
スタンダードなピリ辛が3倍だそうです。
ちなみに、右が10倍、左が30倍です。
こうして比べると色が全然違いますね(笑)
翌朝はもうひとつの世界遺産に出かけました。
原爆ドームです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240123/18/quiora2006/54/b1/j/o0810108015392864285.jpg?caw=800)
これまで何度か広島を訪れた機会はいつも出張だったので、
通勤の時に遠くから見えてはいても
仕事が終わるとすぐ帰らないと、で
いつかちゃんと来なければ、と思いつつ、
きちんと来たのは初めてでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240123/18/quiora2006/b4/60/j/o0810108015392864297.jpg?caw=800)
周りに大きなビルが建ち並んでいるので
今は小さく見えるこの建物も
昔はきっと街のランドマークのように大きかったこと、
爆心地からすごく近いのに
この建物だけ残ったなんて、、、
色んな事を考えました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240123/18/quiora2006/12/f5/j/o0810108015392864312.jpg?caw=800)
食したもの麺ばっかり←に見えますが、
他にも色々食べました(笑)
正直、食べすぎでしたが
せっかくなので?(笑)と理由をつけて
気にしていられませんでした~( 〃▽〃)
厳島神社に始まり、広島への旅
急に思い立って行ったので
計画性も何もない旅でしたが、
とても良かったです。
行き当たりばったりを楽しむ。
こういうのも良いなぁと思いました。
船でただ波に揺られているだけで、
空の青さや海の碧さを見ているだけで
夕焼けの色や星空も全部
癒されたり、デザインの発想が湧いたり
自分を見つめ直したり、また頑張ろうと思えたり。
色んな事を思い、感じる旅でした。
感性を磨く。
五感が研ぎ澄まされたような
そんな感覚でした。
街の文化や景色、
全てが胸に刻まれるよい旅になりました。