ChatGPTの凄さについては本ブログでも何度か取り上げている通りです。
一方、本日取り上げるのは、米国サンフランシスコに本社を置く「Speakeasy社」が、ChatGPTの開発元として知られている「OpenAI社」とのパートナーシップにより、独自の自動音声認識技術と英語学習ノウハウを組み込んで開発した対人型英会話同様のスピーキング学習を実現するAIアプリ「スピーク(Speak)」の体験談です。ちなみに、同アプリの詳細については下記記事がよくまとまっていますので、そちらをご参照ください。
韓国で先行してサービス提供されましたが、すぐに日本でもリリースされました。日本人の英会話学習者の悩みの多く(下記)が「英語を上手く話せないことで感じる恥じらい」や「講師への気遣い」であることに着目し、そのような悩みを気にすることなく英会話の練習ができることを実現した「超優れものアプリ」なのです。
【日本人の英会話学習者の主な悩み(例)】
・誰かに聞かれているって嫌だな
・あいつ話せてないなって思われているかな
・先生に悪いから、とりあえず”Yes”と言っておこう・・
自分自身で使ってみての感想ですが、音声認識的にも文法的正しさや自然な英会話的にも全くケチの付けようがありませんでした。あえてマイナス面を言うならば、相手が人間ではない分だけ、「対人の苦手意識」の克服にはつながらず、かつ、日頃の学習習慣についても自分で自分を律する姿勢が強く要求される、ということでしょうか。(前者の問題解消目的には、より英会話現場のリアリティを再現することのできる「AR/VR技術」の援用なども有意義かと😉)
ただし・・・
すでに英会話上級者の域にある人で、上述の「恥」や「気遣い」を克服した人であれば、通常のオンライン英会話サービスで十分事足りるのかも知れませんがね💦